ポータルサイト『Transfermarkt』は、新たな一年の始まりと共に選手の市場価値を更新しており、その中でいくつかの驚きがあった。喜ばしいのはバルサの18歳のMFペドリの価値がもっとも上昇したことである。反対にレオ・メッシは自身の市場価値が2010年以来初めて1億ユーロ(約127億円)を下回った。

ペドリの好パフォーマンスと若さによって、このカナリア人MFの価値は狂ったように上昇している。2020年の終わりの3000万ユーロ(約38億円)の価値から、今回のTransfermarktの更新では5000万ユーロ(約63億円)にまで上昇している。このように、ペドリは自身の価値を67%アップさせ、ランキングのトップ500人の全サッカー選手の中で最も価値が上昇した選手であった。

「ペドリはバルセロナの大きな希望の一つである。彼の自信とトリッキーなプレーは、将来のバルサで偉大な役割を演じれることを毎試合ごとに証明している。チームメイトのためのスペースを生み出す創造性と知性を持っているからこそ、彼がいないシステムは考えにくい。スペイン代表監督のルイス・エンリケは、次の国際試合でペドリを起用することを計画していると言われている」と『Transfermarkt.es』のエリアマネージャーであるトビアス・ブラセイオは主張する。

リーガ上位3チームは全体的に価値が下がっている。アトレティコ、レアル・マドリー、バルサはいずれも価値の下がっている選手を複数人抱えており、その意味で彼らのチームのメンバーは価値を失っている。

■ジョアン・フェリックスがメッシを超える
注目を集めているのはジョアン・フェリックスで、彼はラ・リーガの選手として現在の市場において唯一1億ユーロ(約127億円)を超える価値が付けられている。2010年8月にこの数字に初めて到達したメッシは現在8000万ユーロ(約102億円)の評価を受けている。ブラセイオは、この衰退の理由を「メッシはキャリアの晩年をゆっくりと迎えており、FCバルセロナは深刻な機関的危機に直面している」と説明している。

1億ユーロの市場価値が10年近く続いた後、2000万ユーロ(約25億円)の低下が発生している。加齢によってだけではなく、今シーズンのここまでのパフォーマンスも影響している。そして彼の不透明な将来にも少なからず影響するだろう。

メッシにとって重要な要素は今月24日に予定されている会長選挙となるだろう。いずれにせよ、彼の偉大なキャリアが汚れることなく結末を迎えることが望ましい。

予想通り、アントワーヌ・グリーズマンの価値も2000万ユーロ下がっており、『Transfermarkt』が基準としているパラメーターによると、現在の同選手の価値は6000万ユーロ(約76億円)となっている。バルサのメンバーは合計で7350万ユーロ(93億円)価値を落としており、世界で最も価値のあるチームのランキングで2つ順位を落としている。

一方、マドリーは4000万ユーロ(約51億円)価値を落として現在は8億ユーロ(約1018億円)をわずかに上回っている。アトレティコは2000万ユーロ(約25億円)下落している。