レアル・マドリーは、雪の降る敵地エスタディオ・エル・サダールでオサスナからゴールを奪うことができず、スコアレスドローで試合を終えている。

監督ジネディーヌ・ジダンは、エデン・アザール、マルコ・アセンシオ、カリム・ベンゼマという3選手で攻撃陣を構成し、後半には、イスコとマリアーノ・ディアスにも出場機会を与えている。ただ、途中出場の彼らも試合の流れを変えることはできていない。

【レアル・マドリーの選手達の採点&寸評】
■GK
ティボー・クルトワ(7点)
『安定』
オサスナの全ての攻撃に対して、適切な対応を見せている。常に注意深くプレーし、こぼれ球や2次攻撃からもゴールを許していない。

■DF
ルーカス・バスケス(6点)
『疲れ知らず』
注意深くプレーし、いつもよりも攻撃参加の回数は少なかったと言える。ただ、相手のゴール付近に侵入した時には、毎回相手の脅威となるプレーを見せている。その無尽蔵なスタミナゆえ、試合終盤でも疲れを見せることなくプレーしている。

セルヒオ・ラモス(5点)
『カオス』
まるでセンターフォワードのようにプレーし、自身のポジションを空けてもそれほど深刻な問題はなかったと言える。ただ、試合終盤は、自身のポジションを空けすぎている場面も見られている。

ラファエル・ヴァラン(5点)
『静寂』
ラモスと並んで、フランス人CBは普段から頼りになる選手だ。オサスナの攻撃に対して、ヴァランはそれほど苦労することなくすべて解決した。

フェルラン・メンディ(5点)
『果敢』
果敢にプレーし、チャンスを作りだそうと試みている。存在感を見せて、幾度となく相手のエリアに侵入している。しかし、ゴール前での精度が少し欠けている。

■MF
カゼミロ(5点)
『フィジカル』
フィジカル能力の高さで難しいピッチコンディションの中での試合にも対応している。なお、ヘディングでのシュートを複数回放っており、もう少しでゴールになっていてもいい場面があったと言える。

トニ・クロース(5点)
『物足りなさ』
試合序盤は存在感を示したが、時間の経過とともにその存在感が薄くなっている。満足のいくパフォーマンスが見せられたとは言えないが、決して低調だったということではない。絶不調の時でさえも、多少のチームへの貢献を見せる選手である。ルカ・モドリッチがピッチを退いてからは、もう少し高い位置でのプレーを求められていたが、それを行えていない。

ルカ・モドリッチ(6点)
『鋭い洞察力』
最もクリエイティブな選手であり、チームメイトに指示を出してコントロールしようとしたが、試合の状況的にそれが困難だったと言える。73分に監督ジダンに交代を命じられた時は、驚きを見せている。

■FW
マルコ・アセンシオ(6点)
『復調』
質の高いコントロール、チームメイトとの優れたコンビネーションでトップコンディションを取り戻そうと試み続けている。試合の流れを読み、複数回チャンスを掴んだが、シュートの精度に欠けている。監督ジダンは、73分にアセンシオを交代している。

エデン・アザール(4点)
『存在感なし』
興味深いプレーも見せ、チームメイトとのコンビネーションもあったが、継続性にかけている。チェルシー時代の輝きを見せていたアザールからは程遠いパフォーマンスレベルである。まだまだ、足首を気にしている様であり、再び怪我することを恐れている様である。

カリム・ベンゼマ(5点)
『ブレーキ』
ゴールへの道筋を見つけられていない。オサスナは、ベンゼマをどの様に封じるか熟知しており、粘り強いセンターバック2人で対応している。ただ、ベンゼマも動きの質とゴールに対する意思が欠けていたと言える。74分にマリアーノが入ってきてからは、自身のポジションを数メートル低くしている。

■途中出場
フェデリコ・バルベルデ(4点)
『圧倒される』
低調なパフォーマンスであり、自身の能力を発揮できていない。ピッチコンディションに苦しめられたように感じられる。監督ジダンが採用した4-4-2のシステムで自身のポジションを見つけられていない。

イスコ(4点)
『イレギュラー』
監督ジダンは、イスコを起用して試合の流れを手繰り寄せようとしたが、思惑通りにはなっていない。ボール回しのところで難しさを感じ、ラストパスを出せておらず、攻撃において存在感を見せられていない。

マリアーノ・ディアス(5点)
『ハードワーク』
限られたプレー機会だったが、プレーに関与できた時には、毎回相手の脅威となるプレーをしている。相手にとっては、常に頭を悩ませられる存在だったと言える。マドリーで確固たる地位を築くために戦い続けており、スター集団の中で汗かき役として懸命にプレーしている。