ナポリの監督ジェンナーロ・ガットゥーゾは、ハリウッド俳優のブラッド・ピットのように、いつも美しくいられるわけではないと主張し、チームには自分のように「少し醜い」存在であることを促した。

ナポリは、10日(日)に行われたセリエAでティエムエ・バカヨコが挙げた90分の決勝ゴールでウディネーゼに2-1の辛勝。前節はスペツィア相手に数的優位となりながらも終盤に得点を許して敗戦していただけに、現役時代は狂犬で鳴らしたイタリア人監督はチームに喝を入れた。

ナポリはセリエAで6位につけており、1試合未消化ながらも首位ACミランに9ポイントの差を付けられている。

「俺は選手たちのテクニックに腹を立てているのではない。俺たちは、危険を察知できず同じミスを何度も繰り返している。俺は向上していくチームを見たいと思っている」とガットゥーゾは『Sky Sport Italia』に語る。

「チャンスを逃して欲しくないし、すぐにディフェンダーがお互いに文句を言い合うのを見る。そんなのではいけない。俺たちはチームとして働かなければならない。何年もプレッシャーに耐えられるようなチームではないことは分かっている。そのメンタリティを改善したい。コーチングがないとかは問題外だ」

逆転を許したスペツィア戦の失点場面を例に挙げたガットゥーゾは、「ポストに弾かれたボールを5人の選手がただ見ているだけだった。トンマソ・ポベガが反応していたのだから、これは集中力の欠如であり、受け入れがたいことだった」と指摘。

「ナポリは常に美しくありたいと思っているが、時には少し醜いことも良いことだ。金髪で青い目をしたブラッド・ピットのようになることはできない。時には俺のように、少し不細工でなければならないこともある。今はコルチゾン(ステロイドの一種)注射のせいで顔が腫れてしまって、いつもより悪そうに見えるが、気分は良くなったよ」と冗談も交えて選手を鼓舞した。