ディディエ・デシャン監督は2015年にマテュー・ヴァルブエナ事件が浮上して以来、カリム・ベンゼマをフランス代表に入れていないが、レアル・マドリーのストライカーの人種差別疑惑は今も彼の心の中に強く残っていると語っている。

ベンゼマは元チームメイトのヴァルブエナへの恐喝疑惑で裁判を待つ間、フランス代表から追放されている。しかし、レアル・マドリーの33歳FWは、自身の起源がアルジェリアであることが彼の除外の本当の理由であることを示唆している。

「デシャンはフランスの人種差別的な部分からの圧力に屈した」とベンゼマは2016年に『MARCA』に語っている。

デシャンは、時として家族を脅迫するような醜いものになってしまったこのような告発に非常に影響を受けている。
「それは痕跡を残した。時が経てば多少色あせても、忘れることはできない。カリム・ベンゼマにだけではなく、私の家族に暴力的なコメントをした人たちもいる」とデシャンは『RTL』に語った。

エリック・カントナは、2016年に『Guardian』紙に語った際に、ベンゼマの民族性がデシャンの離脱に一役買っていると示唆した一人だ。「ベンゼマと(ハテム・)ベン・アルファはフランスで最も優れた選手の2人だが、欧州選手権ではプレーしないだろう。そして確かに、ベンゼマとベン・アルファは、彼らの起源は北アフリカだ。だから議論はオープンだ」とカントナは語った。