過去10年のうち最悪の状態のユベントスは、同クラブにとって、最も深刻な危機の一つ直面している。

近年初めて、セリエAでのユヴェントスの覇権が危うくなってきた。17日(日)のインテル戦での敗戦で、ユーヴェはイタリアリーグの首位からさらに遠ざかってしまった。

サンシーロでの敗戦後、ユーヴェはイタリアの様々なメディアから多くの批判を受けた。

最も強烈だったのは『Corriere dello Sport』の批判で、「哀れ」と表現した上で、エースのクリスティアーノ・ロナウドへも批判したことだ。

「彼は調子が良い時には止められないし、日曜日のように消えていれば足手まといだ」

また、『Gazzetta dello Sport』は、アンドレア・ピルロ監督への批判に集中した。

「もしこの試合が試験だったら、落ちていたかもしれない。彼はすべてにおいてミスを犯した。彼は不明確な戦術的アイデンティティを心配しており、それはまた、CR7のようなエクセレンスを害する。師匠のコンテ(インテル監督)に負かされたピルロは、自身の新しい仕事がいかに難しいものであるかを知った」

ビアンコネーロは今季、フィオレンティーナとインテルに敗れ、クロトーネ、ベネヴェント、ヴェローナ、ローマ、アタランタそしてラツィオとの対戦では勝利を収められず、引き分けに終わっている(6引き分け)。1試合未消化とはいえ、勝ち点は“33”で5位(勝ち点43のACミランとは勝ち点10差)に沈んでいる。

サッリがユヴェントス経営陣を納得させることは一度もなかったが、それでもスクデットを獲得することに成功し、リーグ戦17試合を終えた時には、現在の勝ち点33からさらに勝ち点9を積み上げていた。そして今回イタリアでは、最低限の経験を積まずにベンチに座るピルロへの賭けに疑問が生まれ始めている。

なお、現地20日(水)、ユヴェントスはスーペルコッパ・イタリアーナでナポリと対戦する。勝利すればピルロ体制後、初タイトル獲得となり、同クラブが直面する危機を和らげることになる。しかし、敗北した場合、その結果は壊滅的なものとなり、ピルロは危機的状況に追い込まれてしまう可能性がある。