カンプノウの芝にアンス・ファティが戻ってくる日まで残り1ヶ月余りとなった。バルセロナのカンテラーノは回復が進み、最終局面に直面しているが、復帰にはまだ早い。リスクは避けなくてはならない、絶対に。本人もクラブのメディカルサービスも熟知している。この先のキャリアを傷つけないように100%回復することを優先する。

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昨年の11月7日は、アンス・ファティがブラウグラナのシャツを着ていた最後の日だった。左膝の半月板損傷で、彼は一番好きなフットボールから遠ざかってしまった。ロナルド・クーマンのチームでアンスは責任を負うようになった。彼の数字が示していた。11人のスターティングイレブンに並び、5ゴール4アシスト。そして常に笑顔で、地に足を付けながらも自分が特権であることを自覚していた。フベニールAの(元)監督ビクトル・バルデスの下でトレーニングをしていた少年は、特別なものを持っていた。

■復帰時期
アンスは4ヶ月間の戦線離脱を強いられた。でも、それはあくまでも推定である。フットボールに怪我は付き物とも言える。幸いなことに、アンスはそれを理解していて、一歩一歩進んでいる。医療サービスやフィジカルトレーナーに支えられながら毎日リハビリに励んでいる。

あるクラブ関係者は言う。「彼も最初はショックを受けていたよ。アンスも膝が自分の思い通りに動かないことに怒りや焦りを感じていた。でも現実を受け止め、着実に前進している」

FCバルセロナは2月16日に欧州チャンピオンズリーグのラウンド16でパリ・サンジェルマンと対戦する。周囲にはアンスがこの日に間に合うのではないかと見ている者もいるが、クラブと選手本人はそうではない そして、彼らが復帰日としてマークしている試合が、3月10日行われ予定のPSGとのセカンドレグでる。

■回復プロセス
アンスは昨年11月上旬にクラブのメディカルサービス監修のもと、ラモン・クガット博士による半月板修復手術を行った。今月上旬には、彼の怪我の回復状況を「非常に満足のいく回復を続けている」と報告している。

ここ数日でファティは、復帰に向けてさらなる一歩を踏み出している。結果が良好な場合、来週にもジョアン・ガンペールの芝生の上でトレーニングを開始する。最初はボールなしの個別トレーニングから、ボールを使って体を慣らしていき、最終的に全体トレーニングに合流する。今後数週間で実現するだろう。そして3月のパリでのPSG戦までに戦列に加わる。

18歳のアンス・ファティは、まだまだ若い。子供の頃に脛骨と腓骨を骨折して以来の手術だった。だからこそ、大怪我をして復帰することがいかに複雑なことかを知っている。ボールの感覚を取り戻すこと、頭と体の連動、すべては再調整のプロセスを必要としている。一刻も早くプレーしたいとはやる気持ちを抑えながら、アンスは焦らず復帰の時期を待つ。アンス・ファティはバルセロナの未来である。