アヤックスのエトヴィン・ファン・デル・サール最高経営責任者(CEO)は、アンドレ・オナナがドーピング検査で陽性反応を示し、12ヶ月間の制裁を受けたことを受けて、同選手を擁護した。

オナナ ドーピング違反で1年間出場禁止、間違って禁止された薬を服用

また、元マンチェスター・ユナイテッドの伝説のGKは、選手とクラブの双方がスポーツ仲裁裁判所(TAS)に上訴することを発表した。「ドーピング検査の陽性は誤解だと100%確信している」とファン・デル・サールはアヤックスの公式チャンネルで語った。

「11月のインターナショナルブレイク中に、デ・トゥーコムスト(アヤックスのスタジアム)で行われた試合の終了後に行われた検査でアンドレの尿から禁止薬物が検出されたというUEFAからのメッセージを受け取った。それは私たちにとって大きなショックだったし、彼にとっても同様だった」

「この知らせを聞いた後、クラブの医師と一緒に選手の自宅に行き、家にあった薬を全て調べた。オナナは“頭痛薬を飲んだ”と言っていたが、妻の薬を飲んでいたことが判明した。名前もパッケージもかなり似ていたんだ。不運だったと思う」

そして、ファン・デル・サールによると、オナナに有利に働くことはなく、服用した薬がパフォーマンスを向上させることはないというのが事実だという。

「強くなるわけでも、速くなるわけでもない。何度もテストを受けてきたアンドレは、私たちとカメルーンでは文句なしのNo.1であり、エリートクラブからも高い評価を受けている。1つの薬を飲んでも、そこまでのレベルには到達できない。他の(ドーピング)検査では、フロセミドやその他の物質は検出されなかった」とファン・デル・サールは述べている。

そして、元オランダ人GKは、TASが問題を解決する希望があると感じている。
「専門家は希望を持ってTASに行けると言っている。迅速な評決があることが重要だ。4年間の出場停止処分を受けたアスリートの例もあるが、2ヶ月の出場停止処分しか受けなかった自転車競技者の例も知っている」と付け加えた。