ボルシア・ドルトムントは、エルリング・ハーランドの売却額を1億8000万ユーロ(約233億円)前後の数字に設定したようだ。『ESPN』が報じている。

「完全に狂っている」ここ数年で急成長遂げるハーランドの得点能力

2024年6月30日までの契約を持つこのストライカーは、FCバルセロナやレアル・マドリードなどヨーロッパのメガクラブの憧れの的である。

ドイツ側は1億8000万ユーロ近くの金額を提示されない限り交渉の席に着くことはないだろう。バルセロナ、レアル・マドリーだけでなく、バイエルン・ミュンヘン、ユナイテッドとシティのマンチェスター勢、チェルシーなどもこのノルウェー人選手の獲得に乗り出している。

クラブのCEOであるハンス・ヨアヒム・ヴァツケは、「選手を売らないために銀行に融資を依頼するのは、我々のやり方ではない」と、ハーランドの仮想的な去就について小さな扉を開いた。ボルシアのクラブもまた、財政的な問題を抱えているのは事実で、7500万ユーロの営業赤字を見込んでいることから、ハーランドを始め、ジェイドン・サンチョといった主力の売却も視野に入れざるを得ない状況にある。

ハーランドの代理人であるミノ・ライオラは、『BBC』の取材に対し、ストライカーの将来について次のように語っている。「ハーランドの移籍先として考えられるクラブは多くて10クラブ。そのうち半分はイングランドにある」

エルリング・ハーランドは、ゴールの代名詞である。レッドブル・ザルツブルクから2020年1月にボルシア・ドルトムントに移籍したノルウェー人選手は、彼を中心に堅固なユニットを構築したルシアン・ファヴレ監督の主な攻撃の武器となっている。このアタッカーは、黄色いジャージを着て公式戦49試合で49ゴールを記録し、今シーズンは31試合で33ゴールを挙げて、非の打ち所のない1年を過ごしている。

バイエルンに力負けした試合を含め、直近のリーグ戦3試合で2つの躓きを記録し、来季のチャンピオンズリーグ出場が危ぶまれているのは気掛かりだが、今季CLでは準々決勝でペップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティと対戦し、DFBポカールではホルシュタイン・キールとの準決勝に進出している。