ここ15〜20年のクラシコの大きな特徴は、若い選手が活躍するのが難しいということだ。この20年間保守的な体制が続き、両チームのベンチを渡り歩いてきた様々な監督は、新しい選手たちに賭けることができなかった。

“バルサでのタイトル獲得は夢”と語るペドリ、クラシコへ「最高の熱意を持って挑む」

平均年齢が高くなり、若さよりもベテランが先行されてきた。今シーズン、ロナルド・クーマンが着任したことでようやく新しい一歩を踏み出すことができそうだ。“次世代”の革命は現実となり、2000年以降に生まれた少年たちが、世界最高の2つのクラブで重要な存在となっている。若手のクラシコが到来する。

■ペドリが道を示す
道を切り開く新世代の中で最も代表的な存在を選ぶとしたら、間違いなくペドリ・ゴンサレスだろう。興味深いことに、彼はチームの中で最も若い。数ヶ月前に18歳になったばかりのテゲステ出身の選手は、欧州レベルで突如名の上がった選手の一人である。ローン移籍の可能性が高い中でプレシーズンを開始したものの、初日からクーマンを魅了した。

クーマンは彼をトップチームにとどめることを決めただけでなく、最初の瞬間から出場時間を与えることを選んだ。最初の3試合の短い出場時間であっても、彼にとっては十分だった。ヘタフェ戦で初の先発出場を獲得すると、以来、彼の進化は止まることを知らなかった。

■ポリバレントプレーヤー、ミンゲサ
もう一人突如として現れたのは、オスカル・ミンゲサだった。キエフでのデビュー以来、21歳の彼に盲目的な信頼を寄せるクーマンにとって、ジョーカー(どこへでも起用できる)のような存在となっている。セルジーニョ・デスト(20)、フランシスコ・トリンカオ(21)、そしてアラウホ(22)によるチームの強化。別の状況、別の時代であれば、おそらく機会に恵まれなかったであろう選手たちだが、今シーズン、若手とカンテラへの賭けという失われたものを取り戻すことができている。天から降ってきたバルセロニズムへの恵みである。

■楽観的なヴィニシウスが到着
クーマンが経験の浅い選手たちに賭ければ、保守的なジダンは3年連続のチャンピオンズリーグ制覇をもたらした切っても切れない選手たち、クロース、モドリッチ、カゼミロ、ラモス、ベンゼマなどを引き続き好んでいる。ヴィニシウス(21歳)やロドリゴ(20歳)、そして招集リストにほとんど入ることがないカンテラの選手たちに彼らの代わりを務めさせることは非常に難しいと判断している。

とはいえ、先日のリヴァプール戦でのヴィニシウスの爆発は、変化を起こすかもしれない。このブラジル人は2ゴールをマークし、そして何よりも彼がこれまで批判されてきた「決定力」において一歩前進したのである。