ダービーは単なるサッカーの試合ではない。ラ・リーガの最強チーム同士の対決は、世界中を熱狂させ、何万人ものファンの注目の的となっている。しかし、10日(土)の試合は、最近の歴史の中で最も珍しいダービーになるだろう。スタンドにはファンがおらず、大多数のファンが家にいて、さらにはカンプ・ノウでもなく、サンティアゴ・ベルナベウでもなく、アルフレッド・ディ・ステファノ競技場で行われる。

バルサとレアル・マドリー、絶好調で迎えるクラシコ

レアル・マドリーとFCバルセロナは、最近の試合の中では最も重要な直接対決を行う。リヴァプールを破り、欧州チャンピオンズリーグの準決勝に近づいたことでエネルギーに満ち溢れているエル・ブランコと、ロナルド・クーマン監督の下で新システムを採用し、素晴らしいパフォーマンスを見せているアスルグラナのチームが、重要な勝利を求めて対戦する。

そして、フロレンティーノ・ペレス会長とジョアン・ラポルタ会長が見守る中でこの試合はキックオフする。今日までのすべての出来事は関係ない。この試合では何が起こるか分からない、コントロールもできない。転換期を迎えた2つのチームが、2つのタイトルを獲得するという夢を実現するために、現地時間21時から世界のすべての人々を熱狂の渦に巻き込む。

■両チームとも怪我人を抱える
ジネディーヌ・ジダンとクーマンは負傷者を抱えて試合に臨むことになるが、チームの守備の柱となる2人を欠いているフランス人監督の方が厳しい。左足のふくらはぎの内側を痛めたセルヒオ・ラモスと、新型コロナウイルスで陽性反応を示したラファエル・ヴァランは起用できない。また、エデン・アザールとダニ・カルバハルも間に合わず、メンバー外だ。

そのため、マドリーは、GKにティボ・クルトワ、4人のDFラインを形成するのはルーカス・バスケス、ナチョ・フェルナンデス、エデル・ミリトン、フェルラン・メンディ。中盤にはカゼミロ、トニ・クロース、ルカ・モドリッチ。そしてヴィニシウス・ジュニオール、カリム・ベンゼマ、マルコ・アセンシオの3TOPという、リヴァプールを破った時と同じイレブンとアプローチを繰り返すことになりそうだ。

一方のバルサは、ジェラール・ピケとセルジ・ロベルトは復帰し、マドリード遠征に参加することになった。しかし、ロベルトは、クーマンのセットに最近良い結果をもたらしている3-5-2でのセルジーニョ・デストの素晴らしいパフォーマンスによって、出場の可能性は低い。

また、もし、このピケが1ヶ月以上の離脱を経て先発メンバーに復帰すれば、フレンキー・デ・ヨングは中盤にポジションを移すだろう。そうなれば、ウスマン・デンベレが絶好調であり、レオ・メッシは不可欠であることから、アントワーヌ・グリーズマンは犠牲になるだろう。

そして、そうなれば、ピケはロナルド・アラウホとクレマン・ラングレと共に3バックを形成する。GKのマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンを含むジョルディ・アルバ、ペドリ、セルヒオ・ブスケもいつも通り先発出場するだろう。

小さな変化はあっても、両チームとも、ここ数カ月で上手くいっており、どちらに転がるか分からないだろう。

両チームの先発予想は以下の通り。

【レアルマドリー】
■GK
ティボ・クルトワ

■DF
ルーカス・バスケス
エデル・ミリトン
ナチョ・フェルナンデス
フェルラン・メンディ

■MF
ルカ・モドリッチ
カゼミロ
トニ・クロース

■FW
マルコ・アセンシオ
カリム・ベンゼマ
ヴィニシウス・ジュニオール

【FCバルセロナ】
■GK
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン

■DF
ロナルド・アラウホ
ジェラール・ピケ
クレマン・ラングレ

■MF
セルジーニョ・デスト
フレンキー・デ・ヨング
セルヒオ・ブスケツ
ペドリ
ジョルディ・アルバ

■FW
ウスマン・デンベレ
レオ・メッシ