ラ・リーガ・サンタンデール第30節レアル・マドリー対FCバルセロナのエル・クラシコが現地時間10日にアルフレッド・ディ・ステファノで行われ、公式戦通算246回目の伝統の一戦は、ホームチームが2-1で勝利した。

試合は早い時間帯から動いた。13分、フェデ・バルベルデが中央突破で起点を作り、右サイドを駆け上がったルーカス・バスケスに展開。バスケスのグラウンダーのクロスをバックヒールで合わせたベンゼマのゴールでマドリーが先制した。ベンゼマはリーグ戦7試合連続ゴール。

バルサはボールを握るもののフィニッシュで終わる形を作り出せない。すると28分に手痛い2点目を喫した。アラウホに倒されたヴィニシウスがフリーキックを獲得。クロースが蹴ったボールがデストに当たってコースが変わりゴールネットを揺らした。

攻め切れないバルサはカウンターから決定機を許した。ドリブルで持ち運んだヴィニシウスのパスを受けたバルベルデがフィニッシュ。左ポストに弾かれたボールをバスケスが蹴り込んだが、テア・シュテーゲンのビッグセーブでバルサは3失点目を阻止した。

1点を返したいバルサは前半終了間際にメッシの右CKがファーサイドのポストを直撃。直後にもメッシがチャンスを迎えるもクルトワの好守に阻まれた。

前半、バルサは69%のポゼッションを記録するも、ボールを持たされる形に。引き込まれた状態からヴィニシウスやバルベルデに後方のスパースを使われ何度も決定機を許した。

ロナルド・クーマン監督は後半開始からデストに代えてグリーズマンを投入。デンベレを右ウイングバックに配置し、グリーズマンを左ワイドに立たせることで、バルベルデのマンマークによって消されたアルバの立ち位置を変えて打開を図った。

前半途中から降り出した雨が嵐となって降りしきる中、左右に振ってマドリーを揺さぶったバルサが反撃の狼煙を上げる。60分、左サイドのアルバのクロスをニアでつぶれたグリーズマンの後方にいたミンゲサが右足で合わせて1点を返した。

より一層前掛かりになるバルサに対し、マドリーはモドリッチを起点にヴィニシウスのスピードを活かしたロングカウンターでゴールに迫った。

80分過ぎにブライトベイテがボックス内でメンディに腕を引っ張られて倒されるも主審ヒル・マンサーノの笛は鳴らず。90分にはカゼミロが2枚目のイエローカードで退場。ラストプレーではイライシュ・モリバのヘッドがクロスバーを叩いた。猛攻を仕掛けたバルサだったが、同点には至らず今季2度目のクラシコで無念の敗戦。

バルセロナのリーグ戦負けなしは19でストップ。リーグテーブルでもマドリーに交わされ、明日ベティスとの試合を控えるアトレティコとの差は変わらず1ポイント差。レアル・マドリーが暫定で首位に立っている。

レアル・マドリー 2-1 FCバルセロナ
13分:カリム・ベンゼマ
28分:トニ・クロース
60分:オスカル・ミンゲサ