ロナルド・クーマン監督は、頭の中で徐々に膨らんでいるアイデアを考えている。それは、コパ・デル・レイ決勝のアスレティック・ビルバオ戦で4-3-3に戻すことだ。オランダ人監督はこのオプションについて最近ずっと議論しており、今日の時点ではまだ確固たる決定はなされていないが、少なくとも先発メンバーでは、ここ数ヶ月間使用してきた3CBを採用しない可能性があるようだ。

国王杯決勝 対戦成績はバルサが優勢、最もタイトルを手にする2クラブの対決

先日のエル・クラシコでは、ブラウグラナのチームは3-5-2のフォーメーションでスタートした。しかし、バルサは前半、レアル・マドリーに圧倒されてしまった。ハーフタイム後、オランダ人監督は4-3-3に戻し、チームもより良い感覚を取り戻した。後半ではボールをコントロールし、危険な状況を作り出した。前半での2失点が響き、同点には至らなかったものの、チームはボールを持ったときの整然とした動きが見られ、マドリーのカウンターアタックを阻止するときにはさらに強固になっていた。

いずれにしても、バルサの最近の試合では、3人のCBと2人のウイングバックというシステムがうまく機能しており、対戦相手を混乱させた。この変更はカンプ・ノウでのパリ・サンジェルマン(PSG)戦で1-4の敗北を喫した後、やや迷走していたチームを立て直した。

しかし、試合が進むにつれ、その驚きの効果は薄れてきている。対戦相手が3-5-2(または3-4-2-1)を想定してバルサとの対戦をすでに準備していることを考えれば、当然のことだ。

■犠牲となったデ・ヨングとペドリ
この新システムは、短期的な改善という点では成功したと言えるが、長期的な視点で考えると未知数の部分が多いと言える。さらに、フレンキー・デ・ヨングやペドリなど将来を担う選手のポジションが変更されている。CB起用のオランダ人はエリア付近でボールに触れることなく、テネリフェ出身のMFは守備の犠牲になっている。

■走るスペースがある場合のデンベレの“9番”起用
さらに、クーマンが4-3-3に戻す別の要因もある。10日(土)のレアル・マドリー戦のような守備が強固なチームに対して、ウスマン・デンベレとレオ・メッシが攻撃で“孤立”してしまい、ボックス内での存在感を欠いていた。今後もそうなる可能性は十分にある。

さらに、スペースがないと、デンベレのストライカーとしてのパフォーマンスは急激に低下する(マドリー戦ではウイングの方が好パフォーマンスだった)。さらに、たとえアントワーヌ・グリーズマンが左サイドで出場したとしても、デンベレの先発出場の方が良い印象だ。

■いくつかの未知数
バルサは今シーズンのビルバオとの3試合を4バックで臨んでいる。ブラウグラナのチームは、リーグ戦ではサン・マメスとカンプ・ノウの両方で勝利したが、スーペルコパ・デ・エスパーニャでは延長戦の末に敗れた。

もし、クーマンが4-3-3に戻すことを最終的に決定した場合、右サイドのセルジーニョ・デストとオスカル・ミンゲサのどちらをベンチに下げるかを決めなければならない。後者がその座を獲得するのが有力だが、負傷明けのセルジ・ロベルトが入る可能性もある。

センターバックでは、ロナルド・アラウホがクレマン・ラングレやジェラール・ピケと並んで定位置になっているようだ。ピケは100%ではないが、今シーズンで最も決定的な試合の一つになるようにチームを鼓舞するだろう。同選手が先発出場する場合は、ラングレがベンチに残る可能性がある。