FCバルセロナにとっては過渡期のようなシーズンだった。リスボンの惨事とオフィスのスポーツ復興を経て、2020/21シーズンでのタイトル獲得は望み薄な状況でスタートした。ロナルド・クーマンのプロジェクトの最初の一歩は、状況を好転させるとうな感覚ではなかった。チームは内容でも結果でも継続性に乏しく、ラ・リーガ・サンタンデールのタイトル争いから遠ざかっていた。しかし、徐々にアトレティコ・マドリーとの距離を縮め、苦しいながらも壮絶な逆転劇で国王杯を勝ち進み、4月にはチャンピオンズリーグとスーペルコパ・デ・エスパーニャでの失意の後、2冠を達成する可能性があるまでに立て直した。

3季ぶり国王杯制覇のバルサ『荘厳』な10番と『プライスレス』なMFに満点評価

そして今週の土曜日、ラ・カルトゥーハで、バルサは3年ぶりのタイトルを獲得した。史上最多を更新する31度目のコパ・デル・レイ制覇は、熾烈なリーガエスパニョーラの優勝争いを後押しするだけでなく、700日以上続いたブラウグラナの干ばつにも終止符を打った。最も魅力的ではないかもしれないが、トロフィーはトロフィーである。そして、15人のサッカー選手にとって初めてのタイトルであることを考えると、喜びはひとしおである。

アンス・ファティ、アラウホ、ミンゲサ、イライシュ・モリバ、コンラッド・デ・ラ・フエンテ、ネト、デスト、ジュニオル・フィルポ、デ・ヨング、ピャニッチ、ペドリ、グリーズマン、トリンカオ、マテウス・フェルナンデス、ブライトバイテがアスルグラナスとして初めてタイトルを獲得した。最近トップチームに昇格したカンテラーノたちや、ここ2年で獲得した選手たちは、カンプノウに上陸して以来、初めてスポーツ面での成功を味わった。

一方、レオ・メッシは35個のタイトルを獲得し、バルサの歴史の中で最も多くのタイトルを獲得した選手となった。ピケとブスケツは、このアルゼンチン人には及ばないものの、バルセロナですでに30個のトロフィーを獲得しており、バルサで最も成功した選手のリストの3番目に入っている。セルジ・ロベルト(19)、アルバ(16)、テア・シュテーゲン(11)、ユムティティ(7)、デンベレ(5)、コウチーニョ(5)、ラングレ(3)、リキ・プッチ(2)などがトロフィーを増やしている。