指揮官ロナルド・クーマンは、3週間前のコパ・デル・レイ優勝の時と同じイレブンをアトレティコ・マドリー戦で起用。オスカル・ミンゲサをピケ、ラングレと並べてディフェンスの中心に据え、セルジーニョ・デストをセルジ・ロベルトの代わりにWBに配置した。

中盤にはまたもやセルヒオ・ブスケツ、デ・ヨング、ペドリの3人が登場し、前線にレオ・メッシに加えて、元アトレティコのアントワーヌ・グリーズマンが登場した。

■GK
マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(8点)
『救世主』
ドイツ人GKは、マルコス・ジョレンテのショットストップで最高潮に達した。また、2度にわたってルイス・スアレスの攻撃からゴールを守った。

■DF
オスカル・ミンゲサ(5点)
『交代』
シメオネの戦略により翻弄されたマシア出身のミンゲサ。安定感のあるプレーも見せたが、ディフェンスではかなり苦しみ、ハーフタイムに途中交代した。

ジェラール・ピケ(6点)
『奔走』
ルイス・スアレスの存在でピケは大きな負担を強いられた。スアレスはバルサのエリアでピケのファウルを誘発したが、2人の勝負はドローに終わった。攻撃においてはゴールを試みたが、オブラクに阻止された。

クレマン・ラングレ(6点)
『不安定』
前半ではアンヘル・コレアのシュートをブロックする等ファインプレーが見られたが、後半にはアラウホの明らかなゴールチャンスを邪魔したり、スアレスにボールを渡してしまったりとミスを繰り返した。試合を通じて不安定さが目立った。

■MF
セルジーニョ・デスト(6点)
『不安定』
試合開始直後には盛んに試合に介入したものの、時間が経つにつれて登場回数が減っていった。ディフェンスでは巧みに軌道を修正し、持ち前のスピードで右サイドを堅固に守った。攻撃では何度も仕掛けたが、彼のクロスは誰にも合わなかった。試合後半でベンチに下がった。

フレンキー・デ・ヨング(6点)
『犠牲』
クーマンが望んだような活躍はできなかった。イライシュ・モリバが入ったことにより、守備的ピボーテにポジションが変わった影響で、彼の長所である攻撃的なタスクでの存在は薄れた。チームはデ・ヨングを必要としていたが、彼の長所が生かせなかったのは残念だ。

セルヒオ・ブスケツ(6点)
『ショック』
アスルグラナのピボーテとして活躍したが、ステファン・サヴィッチと衝突し交代を余儀なくされた。一度はフィールドに戻ろうとしたが、数秒後には続けられないと悟ったブスケツはピッチに倒れ込んだ。ブスケツの代わりにイライシュが投入された。

ペドリ(6点)
『制限』
ライン間の動きは良かったが、アトレティコが中央に多くの選手を配置していたため、ペドリがボールを受けるたびに一瞬にして囲い込まれた。本来の実力を発揮できないペドリをクーマンは残り15分で交代させた。

ジョルディ・アルバ(6点)
『執拗』
前半はかなり激しくマークされ左サイドから前進することができなかったが、時間が経つにつれより活躍の機会を得て仲間にセンタリングを送った。

■FW
アントワーヌ・グリーズマン(5点)
『透明人間』
バルサの最初のゴールチャンスで主役となったもののオブラクにセーブされた。アトレティコのディフェンス陣の後ろで盛んに動いていたが、その甲斐も無くバルサの攻撃にほとんど貢献できなかった。

レオ・メッシ(7点)
『包囲』
メッシは何度もゴールに迫ったが得点は奪えず。最も決定的だったドリブルからのシュートは、見事な反応を見せたオブラクに弾かれた。終盤にはフリーキックを得たが惜しくもゴールマウスを外れた。

■途中出場
イライクシュ・モリバ(7点)
『定着』
ブスケツの負傷により、予定よりも早くフィールドに入った。マシア出身のこの選手は、バルサの中盤における最初の交代カードとしての地位を確立した。大胆なプレーでゴールを試みたが、マリオ・エルモソに直前で阻止された。

ロナルド・アラウホ(7点)
『安定』
ディフェンスゾーンでの安定性を向上させた。地上戦、空中戦ともに強さを見せ、攻撃面でも的確なパスを送った。ネットを揺らしたがオフサイドにより無効となった。

ウスマン・デンべレ(6点)
『必要な存在』
デストに代わって登場したデンべレは右ウイングに陣取った。最初のプレーでカラスコのイエローカードを誘発した。ジョルディ・アルバからのクロスを頭で合わせた決定機は決めたかった。バルサはデンべレの突破力を必要としている。

セルジ・ロベルト(6点)
『多彩』
クーマンはバルサのミッドフィールドに酸素を供給し、ボールの動きを円滑にするためにセルジ・ロベルトを投入した。