FCバルセロナ-レアル・マドリードのクラシコはスペイン・フットボール史にとって非常に重要である。この対戦はただのフットボールの試合ではなく、それ以上の意味がある。リーガでのクラシコがカンプ・ノウで行われたのは1958年2月2日が最初であり、この時は0−2でレアル・マドリードが勝利した。それ以来、FCバルセロナ-レアル・マドリードの試合では多くのストーリーが生まれてきた。エクスタシーのような言葉にならないような喜びを語る者もいれば、FCバルセロナの敗戦により長い間憂鬱になったという者もいる。また、ユーモアに溢れた話も多くあり、ここにカンプ・ノウでのクラシコにまつわるストーリーを紹介する。

1980年11月30日
FCバルセロナ2-1レアル・マドリード
このクラシコはエレニオ・エレーラ(FCバルセロナ監督)とフアニート(レアル・マドリード)のやり取りから始まる。エレニオ・エレーラは決戦の前日に「レアル・マドリードの攻撃陣は恐れるに足りない、なぜなら“1点しか取らない”から。」と語った。しかし、フアニートがゴールを決め1-1とした後、魔術師(=エレニオ・エレーラの愛称)にこのゴールを捧げるためバルサベンチに向かって行き「出ていけ、老いぼれ!」と叫んだ。キニが追加点を決め、結果的にバルサが2−1で勝利した。試合後のプレスカンファレンスは凄まじい衝突となった。エレニオ・エレーラは多くを語らず、「フアニートの養護施設代を私に払わせてくれ。」、「ミスをしなければあのゴールはなかった、無駄に失点をしたことを非常に恥じる。」とだけ語った。


1989年1月4日
FCバルセロナ0-0レアル・マドリード
スコアレスドローに終わったものの、このクラシコは素晴らしい一戦だった。FCバルセロナの素晴らしいプレーはゴールに値した。パラグアイのジュリオ・セザール・ロメロがデビューを飾り、ヨハン・クライフは監督として優れた采配を見せたが、ゴールに恵まれなかった。そして、試合後にクライフ自身も「決定的なチャンスを3回もミスした。」と認めた。クラシコの前にFCバルセロナの会長選挙が行われており、ホセ・ルイス・ヌニェスが対抗馬のシクステ・カンブラに勝利した(58.27%-40.33%)。(写真:Fernando Zueras)


1991年1月19日
FCバルセロナ2-1レアル・マドリード
このクラシコではレアル・マドリードのプレドラグ・スパシッチのオウンゴールでFCバルセロナが勝利を手にした(2−1)。これによりヨハン・クライフ率いるバルサはリーグ戦の折り返し段階で10ポイントをレアル・マドリードに先行した(19節)。バルサはレアル・マドリードを撃破した。ラウドルップが先制点をあげ1−0とするも、ブトラゲーニョが同点弾を決めた。そして、69分にエウゼビオのクロスがスパシッチのオウンゴールを誘い2−1となった。クライフは「10ポイントは多いな。」と語り、レアル・マドリードを率いていたディ・ステファノは怒りを隠しきれなかった。「他の者がやらないのであれば、我々がやる。それは本当に不運なチームにしか起こらない。」と語った。(写真:Ignasi Paredes)


2000年10月12日
FCバルセロナ2-0レアル・マドリード
この試合も歴史に残る一戦である。レアル・マドリードの選手としてルイス・フィーゴがカンプ・ノウに戻ってきたのである。そして、その夏の裏切りに対してバルサファンは怒りのこもった野次を飛ばした。ロレンソ・セラ・フェレール率いるバルサはビセンテ・デル・ボスケ率いるレアル・マドリードよりも断然優勢ではあった。そして、ルイス・エンリケが1−0(2点目はシモンが得点)とし、カルロス・プジョルがルイス・フィーゴに仕事をさせず、バルサがレアル・マドリードを破った。(写真:Ignasi Paredes)


2008年12月13日
FCバルセロナ2-0レアル・マドリード
グアルディオラがバルサを率いて初めてのクラシコとなったこの一戦。FCバルセロナにタイトルと最大のライバルに対する勝利という素晴らしい結果をもたらした。先制点はカメルーンのエトーが決め、写真のようにこれ以上ないほどの喜びである。そして、メッシの得点は美しい動きから浮かしたボールがカシージャスを超えゴールにすい込まれ、終了間際に相手にとどめを刺した。また、シュートをクリアしようとしたカンナバーロは右のゴールポストに激突した。マラドーナもベルナベウでフアン・ホセがポストに激突する原因をもたらした。(写真:Paco Largo)


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