3月21日、本田圭佑が高校時代の3 年間を過ごした特別な場所・石川県を能登半島地震後、初めて訪問した。
訪れたのは、石川県立輪島高校。集まった子どもたち約260名のうち、今も半数以上が避難所生活を送っており、授業や部活動も満足に行えていない状況だ。

震災以降、小学生、中学生、高校生がともに輪島高校に集まり授業を受けていたが、この日はみんなで集まる最終日。4 月からはそれぞれが自分の地域の学校に登校する。

子どもたちの代表者が挨拶した後、ついにその時が訪れる。先生から「今日はスペシャルゲストが来ております、どうぞ!」の掛け声で本田圭佑氏が登場。「みなさん、こんにちは。本田圭佑です。」サッカー界の大スターのサプライズ登場に体育館は「きゃー!!」と驚きの悲鳴とともに、笑顔に包まれた。

本田は冒頭、「時間はかかりましたけど、僕もずっと年が明けてから石川に戻ってきたいと思っていた。」と震災以降、第二のふるさと・石川県の状況を気にしていた。

「言える言葉が見つからない」と前置きした上で「結果として人よりも大変な思いをしたり、たくさん涙したり、心が傷ついたり。そういう思いを人よりも経験している人の方が必ず将来必ず強くなると思います。みなさんの中で、今、辛い思いをしている方たちがほとんど、いや全員かもしれないですけど、みなさんの方が、今日本にいる誰よりも強くなるチャンスが目の前にある。」被災という経験があったからこそ、将来強くなれるチャンスがあると前向きに捉えてほしいと子どもたちに思いを語った。

その後は、質疑応答タイムに。子どもたちからは「好きな食べ物は?」「好きな動物は?」「好きなサッカー選手は?」の問いにひとつひとつ丁寧に答えていき、子どもたちとの交流を楽しんだ。

本田氏との夢の時間を終えた子どもたちは「とても緊張したが、生で見ることが出来てうれしかった」「今回の地震で悲しい気持ちになっていたりしたが、来てくれて元気が出た」などと本田氏のサプライズ登場を振り返り、子どもたちにとって笑顔溢れる貴重な時間になったようだ。

本田氏も「ほとんどの子どもたちが明るさを全面に出してくれていましたし、元気を与えるために来たつもりが、結果的には子どもたちの切り替えの早さとか、元気な振る舞いを見て、むしろ僕の方が元気をもらうことが出来た」と第二のふるさと・石川県の訪問を終えた。

本田氏は、今後もSNS などを通して発信していき、「震災に関わろうとしてくれる人を一人でも増やせるよう、僕自身も出来ることをやっていく」と1 日でも早い復興を願った。

第二のふるさと・石川県での本田圭佑の1 日に密着した特別ドキュメンタリー番組「4v4 Presents〜「必ず強くなれる」本田圭佑が第二のふるさと・石川に届けた想い〜RESPECT YOU,au」( https://sportsbull.jp/live/4v4_documentary/ )は、インターネットスポーツメディア「SPORTS BULL」で公開中。