人材がいないとしても、ここまでいないものなのだろうか。
「女性がたくさん入っている理事会は、(会議の進行に)時間がかかる」という女性蔑視発言で、森喜朗(83)東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長が辞任したなかで、後任の人選においても不満の声が上がっている。

2月18日、組織委員会の後任会長について、橋本聖子(56)五輪担当相が組織委からの就任要請を受託したと報じられ、彼女の過去の不適切な行動が再度議論されている。
森喜朗が女性蔑視問題であれば、橋本聖子はセクハラ問題だ。
橋本聖子は、日本の女性として初めて1992年のアルベールビル冬季五輪のスピードスケート1500mで銅メダルを獲得した伝説的な人物。その快挙を土台に1995年の参院選で当選し、2019年9月から国務大臣(オリンピック担当大臣)を務めている。

高橋大輔へのセクハラ問題にも言及

問題は、彼女の異様な酒癖だ。
お酒に酔うとキス魔になるという橋本は2014年、フィギュアスケートの高橋大輔に無理やりキスをする場面がマスコミにとらえられ、セクハラ論議で批判を浴びた。ソチ冬季五輪の閉会式パーティーで起きた事件だ。
最近、日本の週刊誌『週刊文春』が報じた記事には、「セクハラ常習犯」というタイトルと橋本が高橋と踊り、唇や首に口を合わせるシーンが盛り込まれていた。
前任の組織委員会会長が女性蔑視発言で辞任したばかりであるにもかかわらず、お酒を言い訳に頻繁にセクハラ論議を起こしてきた橋本が後任として取り上げられたため、手痛い批判があふれている。
東京五輪をめぐる日本の状況は、ただでさえ厳しいところがある。世界的な新型コロナの流行で開催が1年延期されたが、開幕する7月まで5カ月となった現在も開催への懐疑論が広がっている。
オリンピックをめぐる憂鬱なニュースが続き、日本国内の世論も悲観的に流れている。ヤフージャパンの関連ニュースには、「このオリンピックは呪われているのだろうか。無理に開催する意味があるのか」「抱きつくだけならまだしも、キスなんて犯罪だ。セクハラ議員は辞退させなければならない」といったコメントがつけられた。