甲子園で行われる4位・阪神タイガースと3位・広島カープのAクラス争い3連戦、ともに7月2勝1敗スタートを切り、ゲーム差2のままで迎える。中でも好調をキープする“同学年対決”に注目したい。

■30試合連続安打となるか

まずは、阪神の近本光司だ。

今季ここまで80試合に出場して打率.303、17打点。シーズン序盤は苦しみ4月を打率.231で終えたが、5月を月間打率.309、6月を同.366と調子を上げ、7月の3試合は12打数5安打の打率.417。

そして何より、5月28日のロッテ戦から29試合連続安打を継続中であり、1979年に高橋慶彦(広島)が記録した「33試合」のプロ野球記録も見えてきた。今季の広島戦は対戦打率.340の好相性。このままの勢いで記録更新へ向けヒットを積み重ねたい。

近本の前に立ちはだかるのが、5日の第1戦に先発する床田寛樹だ。

今季13試合に先発して7勝4敗、防御率2.69と好調を維持するとともに、阪神戦は今季3戦3勝で防御率1.17の好相性を誇る。さらに前回の甲子園での阪神戦は5月10日で、この時は9回5安打無失点の完封勝利を挙げている。対近本は今季対戦10打数2安打。阪神打線のキーマンを抑え込み、自己最多の8勝目を飾りたいところだ。

そしてAクラスを争う両チームだが、今季の対戦成績は広島の9勝2分け。広島が5日の試合に勝てば10連勝となり、1998年にマークした同一球団連勝の球団記録に並ぶ。

果たして7月に入って流れは変わるのか。同学年の「近本vs.床田」が、その鍵を握る。

記事提供:ベースボール・タイムズ データ提供:野球DB