第60回弥生賞ディープインパクト記念(GII、芝2000m)の枠順が3日、発表された。

昨年のホープフルS2着トップナイフは4枠4番、共同通信杯4着から巻き返しを図るタスティエーラは6枠6番、前走・若駒Sでハナ差2着となったワンダイレクトは2枠2番に入った。

ここでは過去10年データから、予想のヒントになる「枠順傾向」を分析していく。

■最多5勝の8枠は7年連続馬券内

上位人気が予想されるトップナイフが入った4枠は【2.1.2.6】勝率18.2%、連対率27.3%、複勝率45.5%。一昨年は4番人気タイトルホルダーが、2015年には2番人気サトノクラウンが優勝している。また、2013年には10番人気ミヤジタイガが2着、17年には5番人気ダンビュライトが3着と、人気以上の好走も見られる。

[弥生賞]過去10年の枠順傾向

こちらも人気が予想されるワンダイレクトが入った2枠は、連対率0%。2021年1番人気ダノンザキッドは3着、19年1番人気ニシノデイジーは4着と人気を裏切っているだけに“鬼門”といえる。

最多5勝を挙げ、2016年に2番人気マカヒキが優勝して以降、毎年馬券に絡んでいる8枠に、ヨリマルグリューネグリーンが入った。馬券に絡んだ7頭中6頭は3番人気以内だったが、2019年に8番人気メイショウテンゲンが優勝しているだけに、「好枠」と言える。

文●SPREAD編集部