セントルイス・カージナルスラーズ・ヌートバーは12日(日本時間13日)、敵地で行われたボストン・レッドソックス戦に「8番右翼」で先発出場。3打数2安打2打点の活躍を見せた。

■吉田も負けじとマルチ安打

試合前には吉田正尚と再会をはたし、ワールド・ベースボール・クラシックを戦った両者による“侍対決”となった試合。ヌートバーが奮闘を見せる。

6回の第3打席、リチャード・ブレイヤーの4球目のシンカーを吉田が守るレフトへ運ぶタイムリー二塁打。チームに5点目をもたらす。

逆転され1点のビハインドで迎えた9回には、無死走者二塁の場面でケンリー・ジャンセンの6球目のカットボールをセンターマ前へ。値千金の同点打となったこの一打をカージナルスの公式ツイッターも「ヌートバーが再びやってきた!」と称賛した。

ヌートバーは3打数2安打2打点1四球で打率は.302へ上昇。同じくこの日2安打を放った吉田とともに存在感を示した。

試合はカージナルスが8−6で逆転勝利。“侍対決第1ラウンド”はヌートバーが制した。

文●SPREAD編集部