
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は27日(日本時間28日)、本拠地で行われるマイアミ・マーリンズとの第2戦に「3番DH・投手」で先発出場した。
大谷はこれで今季先発登板が11試合目となるが、シーズン最初の10先発でメジャーリーグの伝説を超える記録を成し遂げた。
■通算324勝の大投手越え
これまでエンゼルスの先発投手としてもっとも低い被打率を記録していたのは、メジャー通算最多奪三振記録5714を保持するノーラン・ライアン。
1位 1975年 .175 2位 1976年 .183 3位 1979年 .183
実にエンゼルスの最低被打率トップ3はこのレジェンドが保持していた。
しかし大谷は今季最初の10先発で被打率わずか.142。ライアンを超える球団記録を樹立した。
とかくベーブ・ルースとの比較が話題となりがちな大谷だが、投手としても27年稼働、通算324勝の殿堂投手に比類するピッチングを続けている。今季はその証として、ぜひタイトル獲得など期待したいところだ。
大谷はこの日、10個目の三振で現在、ア・リーグ単独首位となる90奪三振を記録している。
文●SPREAD編集部
Shohei Ohtani, Filthy 84mph Sweeper. 😷
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— Rob Friedman (@PitchingNinja) May 28, 2023