
読売ジャイアンツ対北海道日本ハムファイターズの3連戦が2日から東京ドームで開催される。ともに交流戦開幕カードで2勝1敗スタートを決めたチーム同士の対決となる。札幌ドームが舞台だった昨季は、日本ハムが2勝1敗で勝ち越したが、果たして今季はどうなるか。
■打撃好調の2選手の爆発力に期待
巨人での注目は岡本和真だ。
打率.301、9本塁打、23打点の成績で交流戦を迎えると、ロッテとの3連戦で11打数7安打の打率.636、3本塁打、6打点と大爆発。昨季の交流戦は打率.250、5本塁打、16打点だったが、今季は暴れ回りそうな予感がタップリだ。ただ、昨季の日本ハム戦は3試合で12打数1安打の打率.083、1本塁打、2打点と抑えられた。その借りを返しながら“爆発継続”なるか。楽しみなカードとなる。
一方、日本ハムでは加藤豪将に注目だ。
メジャー時代の加藤豪将 (c)Getty Images
2022年にMLBデビューを飾った後、昨秋のドラフトで3位指名された“逆輸入”選手。注目のNPB初年度は故障で出遅れることになったが、5月25日に1軍昇格を果たすと即「6番セカンド」でスタメン出場して第1打席でプロ初安打を記録。そして交流戦を迎えると、5月31日のヤクルト戦では衝撃の2打席連続本塁打を放ち、ここまで出場5試合で18打数7安打の打率.389、2本塁打、4打点をマークしている。
1996年6月30日生まれの26歳の岡本と、1994年10月8日生まれの加藤。歩んできた道は大きく異なり、バッターとしてのタイプも異なるが、果たして初顔合わせでどうなるか。「岡本 vs. 加藤」の対決に注目したい。
提供●Baseball Times