ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は4日(日本時間5日)、敵地でのボルチモア・オリオールズ戦に「2番DH」で先発出場予定だったが急遽メンバーを外れることになった。

■投手としては今季絶望

大谷は8月23日(同24日)のシンシナティ・レッズ戦で右肘のじん帯損傷が発覚。投手としては今季絶望となったが、野手としてもそれ以降は指名打者として出場を続けてきた。

しかし、スタメン発表時には「2番DH」で名を連ねていたオリオールズ戦では、打撃練習を行う姿も見られたが、試合直前にメンバーから外れることに。球団の公式X(旧Twitter)は「右わき腹の張り」によるものだと説明している。

大谷がスタメンを外れるのは今季3度目で5月2日(同3日)のセントルイス・カージナルス戦以来。自身初の本塁打王をはじめとして打撃タイトル獲得にも期待がかかる中、シーズンの残りに向けて状態が心配される。

文●SPREAD編集部