
アトランタ・ブレーブスのマット・オルソンは、12日(日本時間13日)行われた敵地でのフィラデルフィア・フィリーズ戦に「4番・一塁」で先発出場。
4回の第2打席に2試合連続となる51号を放ち、元東北楽天ゴールデンイーグルスのアンドリュー・ジョーンズが持つ球団記録に並んだ。
■9月に入り量産態勢を築く
9月に入り本塁打のペースを上げているオルソンは、この日も4回先頭打者として迎えた第2打席に、相手先発ザック・ウィーラーの初球ストレートをすくいあげる。角度37度、打球速度99.5マイル(160キロ)、飛距離367フィート(112メートル)の高弾道の当たりがスタンドインした。
メジャー両リーグトップを独走するオルソン。米データサイト『Codify』が公式X(旧Twitter)に公開したデータによると、2018年以来積み重ねたホームランの数は「203」。これはメジャー全体でトップだという。
2位にはカイル・シュワーバー(フィラデルフィア・フィリーズ)が196本で続き、3位には昨年62本塁打を放ったアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)が193本。今季ア・リーグトップの44本を放つ大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)は、2018年以来171本を積み重ね、メジャー10位につけている。
量産態勢を築くオルソンとの差が「7」に開いた大谷。欠場が続いている中、はたして今季中に復帰し、ホームラン数を重ねることはできるのか。
文●SPREAD編集部