総合格闘家の朝倉未来が19日に開催されるオープンフィンガーグローブ(OFG)着用の立ち技格闘技イベント「FIGHT CLUB」で初代RISE OFGM -65kg級王者のYA-MANヤーマン)とキックボクシングルールで激突する。

■格闘家らの勝敗予想が影響か

朝倉のキックデビュー戦が週末に迫る中、ブックメーカー『BeeBet』は公開していたオッズを変更。14日当時、朝倉勝利に「1.25倍」、YA-MAN勝利に「2.60倍」だったオッズが、17日現在、朝倉勝利が「1.35倍」、YA-MAN勝利が「2.30倍」に変動した。

カード発表当時、SNSでは“朝倉勝利”を予想する声が多かった一方、ここ最近の格闘家らの予想で“YA-MAN勝利”を推す声が多かったため変動があったものと思われる。

朝倉は7月に行われた「超RIZIN.2」のフェザー級タイトルマッチでヴガール・ケラモフに一本負けを喫して以来、モチベーションが上がらず格闘技から一時的に距離を置いていた。練習を再開した朝倉は、自身初のキックボクシングマッチでYA-MAN戦に臨むことを電撃発表。復帰戦としても注目を集めていた。

朝倉は打撃を武器とするストライカーのため、ファンの間では「打撃なら負けない」と朝倉勝利を推す声が多かったが、「RISE」の伊藤隆代表は「競技がテニスとバドミントンくらい違う。MMAからこちらのルールでやるというのは非常に勇気がある。距離も違うし、掴めないところもあったりする」と、まったく異なる競技であることを強調。「RIZIN」の榊原信行CEOも「“未来圧勝”と世の中の人は思いたいのか、予想しているけど、何言ってんの?と。俺は(朝倉が)YA-MANにKOされるんじゃないかと。ナメてると酷い目に遭う」と、YA-MAN勝利と予想したことから、ファンの間では「やはりYA-MANが勝つのでは……」との意見も囁かれるようになった。

また、試合は3ラウンドで決着が付かなかった場合、引き分けとなる。YA-MAN自身は「相手は背負うものも守るものもいっぱいあって死にに行けない。でも自分はナイフの先端に顔面を近づけてフルスイングできる。“相殺覚悟”でいけるので、あばらの2〜3本渡してぶっ倒す」と野心を燃やすが、朝倉、YA-MANともに公式戦でのKO負けは未だかつてない。

果たして“路上の伝説”朝倉未来は、オッズ通りに“キングオブストリートファイト”ことYA-MANをKOすることができるのか。激戦必至の一戦の行方に注目したい。

(A.Kudo/SPREAD編集部)