ア・リーグMVPを受賞した、大谷翔平投手の去就に俄然注目が集まっている。MLB公式のトップページには「Ohtani Watch」という特別スペースが開設、移籍に関する最新記事が日々更新されている。

17日(日本時間18日)には、シアトル・マリナーズの番記者ダニエル・クレイマー氏が「大谷翔平がマリナーズの構想から外れる可能性」と題した記事を公式サイトに掲載。大谷が移籍先候補のひとつ、マリナーズの補強対象ではなくなる理由について述べた。

■資金面に限りがあるマリナーズ

クレイマー氏の記事によると、MLB公式が関係者からの取材で得た情報では、マリナーズの補強計画に大谷獲得は含まれていないという。スター候補のフリオ・ロドリゲス外野手や、エース右腕のルイス・カスティーヨ投手と多額の契約延長をした昨季オフの時点では、大谷補強もプランのひとつではあったものの、その方針に変化が見られるようだ。

FA交渉が解禁された大谷と、代理人であるネズ・バレロ氏とのやり取りによって起きた変化なのかは不明だが、マリナーズは資金面に限りがあり、財源の大半(もしくは全て)を一人に割り当てるのではなく、その他の選手獲得に注力することを最優先としたようだと記事には記されている。

今季ア・リーグ西地区3位、88勝74敗でレギュラーシーズンを終えたマリナーズ。年間を通して「指名打者」の席が不安定で、大谷はうってつけの補強候補と見られていたが、ここにきて消極的な姿勢が見え隠れする。

大谷の獲得競争が始まって、まもなく2週間。MVPの発表も終わり、いよいよ話題は移籍話で持ち切りとなりそうだ。

(H.Ariga/SPREAD編集部)