女子ゴルフの最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」は23日、宮崎カントリークラブで第1ラウンドが行われており、2年連続の賞金女王を狙う山下美夢有が、スタートホールから技ありショットを見せた。

■出だしから見せた山下の技ありアプローチ

申ジエとともに最終組みでスタートした山下は、1番のティーショットをフェアウェイに置いたものの、セカンドショットでグリーンを捉えられず、ボールは奥のラフへ。一方で申はしっかりとパーオンに成功し、出だしからバーディチャンスにつけた。

いきなり差をつけられそうな展開となった山下だったが、ここで昨年の年間女王としての力を見せる。

奥のラフから放たれた山下のアプローチは、数回バウンドをした後、勢いよくピンに直撃。そのままカップに入り、出だしからチップインバーディという幸先の良いスタートを見せた。このアプローチには解説陣も「ガツンと入りましたね!」「どれくらいオーバーして止まるなかなと…」とコメントし、山下のアプローチに驚きを見せた。

これだけなら、プロの世界ではよくある出来事ではあるが、山下が作った見せ場はこれだけではない。

迎えた3番、山下のセカンドショットはグリーンまで届かず左手前のバンカーに入ってしまう。この日3番のホールロケーションを見ると、左から4ヤード、手前11ヤードの位置にピンが切ってあり、アゴの高い左のバンカーから寄せるのは非常に難しい状況だった。しかし、山下のアプローチショットはきれいな放物線を描きカップの中へ。3ホール中2ホールでチップインバーディというのは、プロの世界でもあまり見ない。今季リカバリー率69.4505(3位)という小技も冴える山下の技ありの一打となった。

山下はその後、前半残り6ホールをパーでしのぎ、2アンダーで後半へ。初日から好調な滑り出しとなった。

(G.Tsukamoto/SPREAD編集部)