日本卓球協会は27日、パリ五輪選考ポイントの獲得状況を更新。25日、26日に行われた第6回選考会「2023 全農CUP 大阪大会」での結果が反映されている。

■全日本選手権が最終決戦

昨年から6回にかけて行われてきた選考会としては最後となった今大会。女子で優勝を果たしたのは張本美和。急成長を見せる15歳が選考ランキング首位を走る早田ひなを4−2で下し、殊勲の優勝を飾った。

上位陣では準優勝の早田が90点を加算し790.5点と独走。また張本は100点を加え、330.5点で5位に浮上し存在感を示している。

今大会注目された平野美宇と伊藤美誠の2位争いだが、平野、伊藤ともに準々決勝で敗れ、6位、7位とポイント差は広がらず。平野は50点を加算し486点、伊藤は40点加算で451.5点と差は「34.5」。依然として僅差のなか来年1月の全日本選手権がシングルス出場権をかけた最終決戦となる。

また、男子では選考ランキング2位の戸上隼輔が安定した戦いぶりで決勝も首位の張本智和を翻弄。4−1で下して優勝を飾り、100ポイントを獲得した。

戸上は509点までポイントを伸ばし、3位以下が中国勢トップ3撃破のボーナスポイントの可能性を残すものの、来年のパリ五輪行きはほぼ当確。同じく準優勝で682.5点まで伸ばした張本とともに、男子シングルスはこの両者で挑むことが濃厚になった。

国際大会を除けば全日本選手権が最後の対象大会となる。クライマックスを迎える選考レースでパリ五輪の最終メンバーに名を連ねるのは誰か。

(Y.Imoto/SPREAD編集部)