日本卓球協会は5日、パリ五輪に挑む男女候補選手を発表した。

■張本美和は「明るい未来」

注目されたのが団体戦へ向けた女子の3番手をめぐる争い。ここ1年で急成長した15歳の張本美和が、過去五輪2大会連続メダリストで、選考ランキング3位に入っていた伊藤美誠を逆転した形となった。

この争いにはライバルである中国メディアも関心を寄せており、『捜狐』は張本美の安定感を評価。

「2023年には世界ランキングがトップ20位入りを果たした。年間を通じて躍進しチーム内で最後まで“1番手”の早田ひなと競い合う明るい未来が待っている」と、シングルス、混合ダブルスの代表に選出された早田ひなとともにチームを支えるとみている。

また、落選した伊藤については東京五輪で水谷隼との混合ダブルスで金メダルに輝いた面に触れ、「恥じない快挙だと言っていい」と功績を称える。

それでも、選考レースを通じて不安定な状態が続いたことに対して、「信用は過去を表すだけで現在を裏付けるのは難しい」と評し、「伊藤が現在、技術的、肉体的なコンデイションだけでなく、モチベーションの欠如に対しても危うさをもっている」と懸念点を指摘している。

明暗が分かれる形となった両者。現在の調子や今後の可能性が反映された最終決着となった。

(Y.Imoto/SPREAD編集部)