ムエタイ・ラジャダムナンスタジアム3階級制覇王者の吉成名高が7日、YouTubeチャンネル「格闘キャスト」に出演。現実味を帯びてきた総合格闘家の朝倉未来平本蓮の対戦について、勝敗を占った。

■ムエタイ王者が注目の一戦を予想

昨年の大みそか大会「RIZIN.45」で平本がYA-MANに判定勝ちしたことで、年内の対戦が現実味を帯びてきた「朝倉未来 vs. 平本蓮」。

互いに高い打撃力を誇るストライカー同士の一戦について、吉成は「純粋にキックボクシングでやるとなったら、正直平本選手が1枚、2枚くらい上手だと思う」と平本の立ち技を評価。

一方で、「MMAの打撃の距離感だとまた変わると思う」とし、「タックルや何かが来るという中で試合をしないといけない。その距離感での打撃戦は、経験値でいうと朝倉未来選手のほうがあるのかな」と、総合ルールでの立ち技では朝倉に分があると見た。

そんななか求められた勝敗予想では、「MMAファイターとしての知識は何もないんですけど……」と前置きをしつつ、「素人目で見て、前回の記憶も新しいので、平本蓮選手のほうが有利なのかな」と平本有利を予想。昨年7月のヴガール・ケラモフとの王座決定戦、11月のキックボクシング・デビューとなったYA-MAN戦でそれぞれ1ラウンドKO負けを喫した朝倉よりも、直近の試合で勝利を飾った平本に流れが来ていると見たようだ。

吉成はそれぞれの打撃力についても語り、朝倉の強みは「やっぱり、思い切りのいい左ストレート。あとは右のフック。ハイキックとヒザも上手い」とし、平本のストライキングは「やっぱり強い。K-1時代はゲーオ選手にもゴンナパー選手にも勝っていて。打ち負けているシーンはあんまり見ないですね」と打撃における総合力を買った。

「RIZIN」の榊原信行CEOは、大みそか大会直後に「2024年の上半期にやるべきだろうな」と発言していたが、果たして注目の試合は組まれるのか。現在発表されている大会の中で一番可能性が高そうなのは、4月29日に有明アリーナで行われる「RIZIN.46」。そこで組まれれば、現フェザー級現王者の鈴木千裕金原正徳の王座決定戦と同日開催となる。今年も白熱必死のフェザー級戦線から目が離せない。

(A.Kudo/SPREAD編集部)