欧州女子ツアー「アラムコ・サウジレディース・インターナショナル」は16日、サウジアラビアのリヤドGC(6754ヤード、パー72)で第2ラウンドが行われている。

初日の結果を振り返ると、アンダーパーでホールアウトしたのは出場選手120名のうちわずか19名。日本選手では古江彩佳が唯一アンダーパーとした。

■我慢比べは小技勝負

スコアが伸びない展開となった初日。日本勢のスコアカードを見ると、明確な差を生んだプレーが見えてくる。

日本勢各選手のパット数を見ると、日本勢で唯一アンダーパーでまわった古江はトータルパット数27、パーオン時の平均パット数1.82。パーオン率は11/18とやや劣る結果ではあったが、グリーン上やグリーン周りでの技がスコアを伸ばせた要因となっている。

日本勢2番手の西郷真央は、トータルパット数29、パーオン時の平均パット数1.73を記録しており、バーディチャンスを生かすことは古江以上にできていたが、パーオンに失敗したホールで2パットをしてしまうなどもったいない場面もあった。

日本勢で上位に入った2人の成績を見ると、パッティングの良し悪しがスコアに大きな影響を与えている可能性は高い。西村優菜、勝みなみ、岩井明愛、岩井千怜、笹生優花のパーオン率とパット数を見ると、5人全員がトータルパット数が30以上を記録。一方でパーオン率は岩井(千)が古江と同じ11/18だったが、他は古江以上にパーオンを成功させていた。またパーオン時の平均パット数を見ても古江の1.82を上回った選手はいなかった。

強風によるショットミスの影響もあるだろうが、我慢比べの展開ではアプローチの精度とグリーン上のパッティングが好スコアに繋がる。スコアを伸ばした古江やパープレーと粘った西郷は小技が冴えた。しかし、残りの5名はグリーン周りやグリーン上でのミスが響き、これが大きな差として生まれたようだ。

現在予選カットラインは3オーバー。日本選手7名は我慢比べを制し、決勝ラウンドへコマを進められるか。

(G.Tsukamoto/SPREAD編集部)