MLB公式サイトは22日(日本時間23日)、今季の本塁打王を占う記事を掲載。識者が選出し、リーグ関係なくメジャー全体で本命5人とダークホース5人をそれぞれ紹介した。ドジャース大谷翔平投手は本命部門で、アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)に次ぐ2位にランクインした。

■術後の経過良好「開幕に向けて準備万端」

本命部門で2位の大谷について、ブライアン・マーフィー記者は「彼は右肘手術からの回復途上にあるため、この春は少しのんびりしている。ただ、最初の打撃練習からパワー全開で、開幕に向けて準備万端のようだ」と復活へ太鼓判を押した。

その上で「ドジャースはおそらく、シーズン序盤は新しいスーパースターに少し休養日を与えるだろう」とし、無理はさせないと予測。ただ、「それもハンデにならない。オオタニが昨シーズン放ったア・リーグトップの44本塁打は、わずか135試合で成し遂げられたこと。彼のように試合に大きな影響を与える打撃をコンスタントに披露できる打者はごくわずかだが、ドジャースのラインナップの一部に入ったことで、2度のMVPを獲得したオオタニがさらに優れた打者になるかもしれない」と指摘。常勝チームへの加入が、成績向上にもつながると予想した。

大谷を抑えて1位に立ったのは、2022年シーズンにア・リーグ新記録となる62本塁打を放ち、MVPを受賞したジャッジ。

■NYの主砲は「1番人気になって当然」

サラ・ラングス記者は「ジャッジは昨季、わずか106試合で37本塁打を放ち、50試合以上欠場した選手の最多記録を作った。では、その前年はどうだったか。彼はア・リーグ新記録を樹立した。今回彼が1番人気に選ばれたのは当然だろう」と訴えた。昨季ジャッジの長打率は.613だったが、開幕前予想は.712だった。同記者はジャッジのコンタクト能力を考えれば、もっと高い長打率が期待でき、今季も本塁打王レースの主役になると見立てた。

3位には昨季ナ・リーグMVPのロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)が入り、4位には昨季ナ・リーグ本塁打王のマット・オルソン内野手(ブレーブス)、5位には王者レンジャーズのアドリス・ガルシア外野手が選ばれた。

ダークホースと位置付けられた6〜10位には、フリオ・ロドリゲス外野手(マリナーズ)、ロイス・ルイス内野手(ツインズ)、スペンサー・トーケルソン内野手(タイガース)、コーリー・シーガー内野手(レンジャーズ)、クリストファー・モレル外野手(カブス)という名前が挙がった。

MVP争いとも密接に関係してくるタイトル争い。今季DHに専念する大谷にとって、本塁打王争いでリードできるか、2年連続MVPへ向けて大きなカギとなりそうだ。

(SPREAD編集部)