ドジャースタイラー・グラスノー投手が敵地でのツインズ戦に先発し、7回88球を投げて3安打無失点、無四球と快投。奪三振は自己最多タイとなる14を数え、無傷の3勝目を挙げた。「2番DH」で出場した大谷は5打数1安打。6試合連続安打をマークし、打率を.333とした。試合はドジャースが6−3で勝利し、リーグ1番乗りで10勝に到達した。

■快挙に笑顔の右腕「クールな記録だね」

203センチの長身でイケメンのグラスノー。日本でも高い人気を誇る右腕が快投を演じた。

7回3安打無失点で3勝目をマークしたが、この日は特に内容が圧巻だった。投じた88球のうち65球がストライクという抜群の制球力を発揮。3回2死からイニングをまたいで6者連続三振を記録するなど自己最多タイの14三振を奪った。

MLB公式サイトによると、詳細な投球データの統計が始まった1988年以降、90球以下で14奪三振以上を達成したのは今回が初めて。また、ドジャースの右腕に限れば、3安打以下で14奪三振以上、無四球、無失点を記録したのは1935年のバン・マンゴ投手以来だという。

グラスノーはこの快挙について「まったく知らなかった。それはクールな記録だね」と笑顔を見せ、喜んだ。

同サイトは「グラスノーは配球を変えたりしながら、ストライク先行の投球で相手を翻弄し、投数を抑えることに成功した。彼はフォーシーム51%、スライダー32%、カーブ17%の割合で投げ、ツインズ打線から21回の空振りを奪った。21回の空振りは今季これまで登板した全投手の中で3位タイの多さ」と紹介した。

■ロバーツ監督「求めていた投球」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「まさに私たちが求めていた投球だった」とグラスノーの投球を称賛。「彼は開始直後から最後までゲームを完全にコントロールしていた。直球をコーナーに投げ分けており、今夜に関して言えばブレーキングボールがゲームチェンジャーだったと思う」と振り返った。

一方、ツインズのロッコ・バルデリ監督は「彼が今日のような投球をしていれば、どんなチームを相手にしても勝てるだろう」とした上で、「私はそんな言葉を軽々しく言わない。長い間この野球界に携わっているが、グラスノーのような投手を2、3人にしか知らないからそう話したのだ」と称賛。

ツインズのライアン・ジェファーズ捕手も「(グラスノーに)帽子を脱いで敬意を表すべき日だった。彼は今日、我々全員よりも優れていた」と明かした。

完璧な投球を披露したグラスノー。ドジャースのエースとして期待が高まるばかりだ。