ドイツワイン、2019年の収量は平均を4%下回る840万hl(画像はイメージ)

Wines of Germanyはこのほど、ドイツワイン産地ごとのヴィンテージ情報を発表した。

2019年の収穫量は840万hlと見込まれ、過去10年間の平均より4%低い。地方ごとに生産量はばらつきがあり、ドイツ最大のワイン産地ラインヘッセンは平均より3%下、ファルツ微下、モーゼル8%下、ラインガウ2%下。2019年は前年同様、高温および広範囲の雨不足を記録。渇水状況となった産地もあり、7月にはほぼ全域で焼けたぶどう問題が懸念されたが、病気や害虫に関する問題はほとんどなく、ほぼ全域で健康かつ熟したぶどうを収穫できた。ベーレンアウスレーゼやトロッケンベーレンアウスレーゼを収穫するチャンスを得た生産者も多い。

アイスワインは、ラインラント・ファルツ連邦州だけで42haが適切な天候を期待しているが、気候変動により零下7℃以下になる可能性が毎年減っており、年々ぶどうの実を残すのが難しくなっている。

「2019年産のドイツワインは、高品質で記憶に残るものとなるだろう。白ワインには既に、強い芳香およびバランスの良さ、趣あるすがすがしい酸味が備わっている。赤ワインは、豊かな色、口当たりの良さがあり、非常に大きな可能性がある」(Wines of Germany)。

〈酒類飲料日報 2019年12月20日付〉