農水省は9月11日、ドイツからの生きた豚、豚肉などの一時輸入停止措置を講じた。ドイツ・ブランデンブルク州の野生イノシシにおいて、アフリカ豚熱(ASF)の発生が確認されたとドイツ政府が発表したため、実施することを決定したもの。

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ASFの日本への侵入防止に万全を期するため、9月11日からの輸入を一時停止したが、9月10日以前に現地を出発している貨物については、どこまで遡って輸入停止とするかは審議している。そのため、港湾では一時保留となる。いずれの国でASFなどが発生した場合も、どこまで遡って輸入停止とするかは、ウイルスの侵入経緯などを踏まえ、審議することになる。

なお貿易統計によれば、ドイツからの豚肉等の輸入量は、2019年は4万420t、2018年は3万4,357t、2017年は2万9,643tとなっている。

〈畜産日報2020年9月14日付〉