築野食品工業は6月1日納入分から、こめ油価格を改定する。対象商品は、米サラダ油、米白絞油、米胚芽油、ライスオイルの各種業務用製品(他油種との調合品も対象)となる。改定価格は現行価格からkgあたり30円値上げ、一斗缶で缶あたり500円の値上げとなる。

価格改定の背景と要因について築野食品工業では、日本人の米離れから、家庭用と外食を合わせた全体の消費量が落ち込み、国内で発生する原料生糠の集荷量は減少傾向にあることを挙げる。また、原料生糠確保のため、小口集荷が増加しており、輸送費がかさみ生産コストが上昇していること。

さらに、国内で集荷される原料生糠の不足分をブラジル、タイ、ベトナムなどの海外に依存しており、これらの輸入原料の価格が大幅に高騰していることに加え、海上輸送運賃の上昇も拍車をかけているとしている。このほか、物流コストの上昇も要因としている。

〈大豆油糧日報2021年4月13日付〉