回転寿司チェーン「くら寿司」は11月2日からの「極上かに」フェアに合わせ、「キャベツにざだい」「五島列島AI寒ぶり」を発売した。

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“サスティナブルな商品”として提案する握り寿司2品。「サスティナブル(英語=Sustainable)」は“持続可能な”を意味する形容詞。近年では、地球環境や人間社会の持続に配慮した、という意味で広く使われるようになっている。表記は「サステナブル」「サステイナブル」とも。

◆くら寿司「キャベツにざだい」

くら寿司の「キャベツにざだい」は一貫税込165円。販売期間は11月12日まで。

くら寿司「キャベツにざだい」

ニザダイは海藻を主食とすることから、産物の産卵や育成に重要な海藻が大規模に消失する「磯焼け」の原因とされる。駆除の対象となっている魚類だ。クセのある香りから商品化へのハードルが高く、市場にあまり出回らない“低利用魚”でもある。

くら寿司では2010年から、漁業者との共存共栄を目指し、持続可能な海洋資源や食品ロス削減などに取り組む「天然魚プロジェクト」を展開してきた。その一環として、定置網で漁獲されたニザダイを養殖。不定期に「キャベツにざだい」として店舗で提供している。

定置網にかかるニザダイ

「キャベツにざだい」は廃棄予定のキャベツを与えることにより、クセのある香りを軽減。ニザダイ本来の、良質な脂のりや旨みを味わえるという。

ニザダイにエサとして与える廃棄予定のキャベツ 廃棄予定のキャベツを食べるニザダイ

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◆くら寿司「五島列島AI寒ぶり」

「五島列島AI寒ぶり」は二貫税込280円。なくなり次第、販売終了。

くら寿司「五島列島AI寒ぶり」

「スマート給餌機」で養殖した寒ブリを使用している。スマート給餌機は、AIが魚の食欲を画像解析することで、給餌の量やタイミングの最適化を図る機器。高騰が続くエサ代や燃料費の抑制につながり、漁場の水質改善やCO2削減など、環境負荷の低減が期待できる。また、給餌の状況はアプリで管理でき、生産者の作業負担軽減にもつながる。

スマート給餌機 スマホで魚の様子や給餌量を確認

養殖環境は流れが早い対馬暖流。身が引き締まり、水温の高さからエサを豊富に食べて育つため、脂乗りも“抜群”だという。

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◆11月3日〜7日は「いいさかなの日」

世界では水産物の消費量が増加している一方、日本の消費量は減少し続けている。こうした状況を踏まえ、水産庁では毎月3日から7日を「さかなの日」と制定し、特に11月3日から7日までを「いいさかなの日」として、水産物の消費拡大に向けた取組を官民協働で推進している。多くの水産物を扱うくら寿司も、賛同メンバーとして取り組みに参画している。

また、農林水産省では2023年9月から、「#食べるぜニッポン」キャンペーンを展開。「#食べるぜニッポン」という共通のハッシュタグとロゴ画像を使用し、水産物の写真をSNS投稿することを呼びかけている。

「さかなの日」「#食べるぜニッポン」ロゴ

◆くら寿司 漁業創生プロジェクト 公式情報