この雑学では「井の中の蛙大海を知らず」の意味や由来、続きが存在することについて解説します。

雑学クイズ問題

■井の中の蛙とはどういう意味?
A. 見識が狭いこと
B. 考えが浅はかであること
C. 特徴がなく凡庸であること
D. 暗い性格の人

答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!


■有名なことわざ
皆さんも学生時代、あるいは現在も学生という人は学校で様々なことわざを習いますよね。

正直に言ってしまうと、社会に出てからことわざを知っていて役立つことはそんなにありません。

しかし、いろいろなことわざを知っていたり、ことわざに関する雑学を知っていると教養のある人に見えるのも事実です。

また、ことわざから学ぶことはとても多く、座右の銘をことわざにしているという人も多いのではないでしょうか。

今回は「井の中の蛙大海を知らず」ということわざについて解説しますが、マイナスな意味で使われる一方で、実は続きがあってとてもポジティブな意味にもとれることわざなんです。

最後まで読むと「井の中の蛙大海を知らず」ということわざへの見方が変わっているかと思います。

■「井の中の蛙大海を知らず」の意味・語源・由来とは?
まずは「井の中の蛙大海を知らず」の意味や語源・由来について解説していきます。

実は「井の中の蛙大海を知らず」ということわざは日本で生まれたものではなく、中国で生まれたものなんです。

中国の思想家である荘子の「秋水篇」には「井蛙不可以語於海者、拘於虚也」と書かれていて、これが由来語源となっているんですね。

簡単にいえば「井戸の中にいる蛙はずっと狭い世界しか見たことがなく海を見たことがないため、視野が狭くありきたりの知識しかない」という意味になります。

「井の中の蛙だね」と言われたならば、それは「視野が狭く見識のない人だね」と凄くネガティブな言葉となります。

しかし、冒頭で説明したとおり、このことわざには続きがあってその意味はとてもポジティブなものとなっています。

■「井の中の蛙大海を知らず」の続きはポジティブ
それでは「井の中の蛙大海を知らず」の続きについてです。

「井の中の蛙大海を知らず」には実は「されど空の深さ(青さ)を知る」という続きがあります。


これは荘子の「秋水篇」には出てこないもののため、日本に伝わったのちに独自で付け加えられたものだと考えられています。

意味については「狭い世界で自分の道を突き詰めたからこそ、その世界の深いところまで知ることができた」という意味になります。

確かに広い視野をもって世界を見渡すことで、自分の小ささや愚かさに気づくことがあります。

しかし、たとえ狭い世界だったとしても、地道にその道を究めていけばその世界の深いところまで達することができるということですね。

歴史上の人物においても何かの分野の天才だったとしても、その分野のことにはとても詳しいのに、他のことは全くできないなんて人もいますもんね。

たまに広い世界を見ることも大切ですが、愚直にその世界を見続けて努力をしていればちゃんと成長が出来るというとてもポジティブなことわざでした。

以上が「井の中の蛙大海を知らず」の意味や由来、続きについてでした、いかがでしたか?

それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

雑学クイズ問題の答えは「A. 見識が狭いこと」でした!

まとめ

「井の中の蛙大海を知らず」の意味は「見識が狭く自分の範囲内でしか物事を考えられない」ということである。

もともとは中国で誕生した言葉であり、中国の思想家である荘子の「秋水篇」には「井蛙不可以語於海者、拘於虚也」が語源由来となっている。

また「井の中の蛙大海を知らず」には続きがあり、日本に伝わったあとに「されど空の深さ(青さ)を知る」と付け加えられている。

続きの意味は「狭い世界で自分の道を突き詰めたからこそ、その世界の深いところまで知ることができる」という意味である。


※提供している情報には諸説ある場合があります。ご了承ください。


文=雑学.com