友達探しの第一歩は理想の友達を思い描くこと

大人になってから新しい友達をつくるのは難しい、などとよくいわれます。でも、友達がほしいと思ったときが、友達をつくるチャンスです。

私たちの脳は、未来ともつながることができます。つまりあなたが今、「友達がほしいな」と思うのは、これから先に「新しい友達ができる」と知っているからである可能性も高いのです。だから、「今さら友達づくりは無理」なんて決めつけるのはもったいない!

自分さえその気になれば、友達はいつでもつくることができます。ただし、どんな友達を求めているのか? によって、探し方が違ってきます。

あなたは浅く広く、たくさんの友達とつき合いたいのですか?

数は少なくても、深くじっくりつき合える友達を求めているのですか?

挨拶を交わせば、それだけで友達に

気が向いたときに軽いおしゃべりをしたり、たまには食事に行ったり。「一緒に楽しく過ごす」ための友達なら、すぐにでもつくれます。

顔を合わせたら、笑顔で挨拶。

目が合ったら、笑いかけてみる。

これだけで、その人とあなたは友達です。

挨拶しただけで友達だなんて、ただの思い込みでは? などと思う人もいるでしょう。でも実際に、一瞬で友達になれるのです。

その証拠に、笑顔で挨拶した人に親しげに話しかけると、相手も親しげな態度で応えるはず。笑顔で挨拶を交わしておきながら、話しかけられると急によそよそしくなる……なんて人は、まずいません。

人は、注意を向けた相手と脳でつながることができます。あなたが友達になるつもりで挨拶したり、笑いかけたりしたのなら、その思いは相手に伝わっています。だから「お友達になってください」なんて言葉を交わす必要はありません。

おはよう。

にっこり。

それだけで、あっという間に友達同士になれるのです。

信頼できる友達がほしいなら、理想の友達を想像してみる

心から信頼できるような友達がほしい場合は、「こんな友達がほしい」という夢を描いてみてください。そんな友達候補が身近にいるのか? なんてことを考える必要はありません。

こんな人と友達になりたいな。

友達になったら、こんなことをしたいな。

理想の友達のイメージに加え、その人としたいこと、話したいことなども具体的にどんどん思い描いてみましょう。成功の秘訣は、このとき、できるだけ楽しい想像をすることです。

頭の中で考えていると何が起こるのでしょう? まず、あなた自身がかわります。楽しい夢で頭をいっぱいにしていると、その楽しさが脳を介して他人にも伝わります。そして、楽しそうな人の周りには、自然に人が集まってくるもの。こうして新しい知り合いが増えていけば、共感し、尊敬することができる友達に出会う可能性も高くなっていきます。

人見知りだから。おとなしくて口下手だから。友達が少ない人には、自分なりの理由があるでしょう。でも、人は意外にかわりやすいもの。「かわれない」のは、本心では「かわりたくない」と思っている場合です。

本当に「かわりたい」と思えば、いつでも「友達ができる自分」にかわることができます。ただし、「かわろう」と努力するのは逆効果。「こんな風になれたらいいな」とユルく夢を見ていると、なぜか自然に一歩踏み出せるようになるのです。

◇ ◇ ◇

自分さえその気になれば、いつでも
「友達ができる自分」にかわることができる。


(StudyWalker・大嶋 信頼)