各区市町村のイラストが入り、遊びながら東京を学べる「東京すごろく」


 23区から島しょ部まで東京の62区市町村を網羅し、遊びながら東京を学べる「東京すごろく」が発売された。

下町→都心→多摩→小笠原村で「あがり」

 「ふりだし」は小松菜と葛西臨海公園のイラストが添えられた江戸川区。下町エリアから都心、多摩地区を回って島へと進み、小笠原村が「あがり」だ。

 作ったのは日本記念日協会(長野県佐久市)の加瀬清志代表理事(68)。五輪、パラリンピックの開催を機に企画。イラストは長野県上田市のイラストレーターつのだちひろさんが手掛けた。

付属の別冊に、概略や歴史もびっしりと

 渋谷のハチ公、港区の東京タワーなどメジャーなものもあれば、羽村市のモヒート、福生市の福生ドッグなど知る人ぞ知る名物も。付属の別冊には、各自治体の花、木、概略、歴史がびっしり掲載されている。加瀬さんは「家族で知っている名所、名物を見つけたり、『こんなのあったんだね』と発見したり、おうち時間を楽しんでもらいたい」と話す。

 苦労したのは名所、名物選び。「東京にはおもしろいもの、魅力がいっぱいあるので大変でした」。家族向けを想定していたが、高齢者施設の入居者が「私はここに住んでいた」など自分たちの経験を話すことでコミュニケーションが深まったといううれしい反響もあったそうだ。

 1冊1100円(税込み)。長野市の「ほおずき書籍」から発行。問い合わせは同社=電話026(244)0235=で受け付けている。

[元記事:東京新聞 TOKYO Web 2021年9月6日]