8月のタヒチでのCT最終戦を前にWSLイベントはカリフォルニアに集中。

CS(チャレンジャー・シリーズ)の第4戦『Vans US Open of Surfing』とロングボードツアーの第2戦『VANS Duct Tape Invitational』がハンティントンビーチで開催される。

今年の『Vans US Open of Surfing』は先に紹介した通り、昨年の秋開催から7月30日〜8月7日と通常の真夏に戻してスケートボード、BMXの競技も復活した3年ぶりのフルスケールイベントになる。

世界中のロガーが注目する『VANS Duct Tape Invitational』もその真夏の祭典を担う重要な大会であり、世界中からトップロガーが集まり、招待制の「Duct Tape」とは違ったシリアスな戦いが繰り広げられることになる。

3名の日本人選手が参加

(田岡なつみ) PHOTO: © WSL/Beatriz Ryder

『VANS Duct Tape Invitational』には3名の日本人選手が参加する。

オーストラリア・マンリービーチでの開幕戦『Sydney Surf Pro WLT』で5位に入った井上鷹、田岡なつみに加え、今回はクラウドファンディングに成功した吉川広夏がアジア代表として参加する。

すでに現地入りしている井上鷹がSNSで発信をしてカリフォルニアの雰囲気を伝えている。

WLT第2戦の見どころ

(ピア横の名手・ジャスティン・クインタル
PHOTO: © WSL/Herron

今回の『VANS Duct Tape Invitational』は全3戦中の第2戦になり、優勝すると5,000ポイントを獲得できる。
CTと違ってイベント数が少ないWLTでは1イベントの重みが全く違い、開幕戦で優勝したハリソン・ローチ(AUS)、ホノルア・ブロムフィルド(HAW)はすでにタイトル候補の筆頭と言える。

ハンティントンビーチの結果次第では二人が最終戦のマリブを前に王手をかけることも可能。
但し、最終戦は優勝で10,000ポイント獲得というボーナスイベントでもあるので、その他の選手にもタイトルのチャンスはある。

ハンティントンビーチでは開幕戦を欠場していた2019年のワールドチャンピオン、ジャスティン・クインタルが参加を表明。彼はハンティントンビーチでの「Duct Tape」のディフェンディングチャンピオンでもあり、ピア横の独特の波に乗らせたら世界一上手い。

(ケリス・カレオパア)
PHOTO: © WSL/Herron

ウィメンズは5xワールドチャンピオンのホノルアとソレイユ・エリコ(USA)、クロエ・カルモン(BRA)が3強としてここ数年君臨しており、開幕戦の結果を見ても他選手には大きな壁になりそうだが、2019年のハンティントンビーチでの「Duct Tape」で優勝経験があるケリス・カレオパア(HAW)などの若い選手が台頭してくる可能性もある。

『Vans US Open of Surfing』公式サイト
https://www.vansusopenofsurfing.com/

Vans Duct Tape Invitational Competitor List 

Women’s
Honolua Blomfield (HAW)
Alice Lemoigne (FRA)
Chloe Calmon (BRA)
Kelis Kaleopa’a (HAW)
Soleil Errico (USA)
Avalon Gall (USA)
Natsumi Taoka (JPN)
Zoe Grospiron (FRA)
Sally Cohen (HAW)
Kirra Seale (HAW)
Tully White (AUS)
Sophia Culhane (HAW)
Lindsay Steinriede (USA)
Rachael Tilly (USA)
Kaitlin Mikkelsen (USA)
Mason Schremmer (USA)
Maria Fernanda Reyes (PER)
Hiroka Yoshikawa (JPN)
Karina Rozunko (USA) – Wildcard
Jasmim Avelino (BRA) – Wildcard
Frankie Seely (USA) – Alternate

Men’s
Harrison Roach (AUS)
Kai Sallas (HAW)
Ben Skinner (GBR)
Kevin Skvarna (USA)
Justin Quintal (USA)
Taylor Jensen (USA)
Tony Silvagni (USA)
Kaniela Stewart (HAW)
Lucas Garrido Lecca (PER)
Cole Robbins (USA)
Steven Sawyer (ZAF)
Jefson Silva (BRA)
Taka Inoue (JPN)
Kaimana Takayama (USA)
Declan Wyton (AUS)
Phil Rajzman (BRA)
Joao Dantas (PRT)
Keoki Saguibo (HAW)
Tosh Tudor (USA) – Wildcard
Jules Lepecheux (FRA) – Wildcard
Steven McLean (USA) – Alternate

ハンドシェイプの一般公開

『VANS Duct Tape Invitational』と併催される『Vans Duct Tape Festival』ではVansチームライダーのダコタ・ロシュ、ザイオン・ライト、トロイ・エルモアをサーフボードビルダーとして迎え、それぞれのハンドシェイプボードを一般に公開する予定。

ハンドシェイプされたボードは環境に恵まれない若者をアクションスポーツの文化に触れさせることで自信をつけ、社会的・感情的な結びつきを強めるという活動をしている団体「STOKED」に寄付される。

「STOKED」
https://www.stoked.org


(黒本人志)