7月30日〜8月7日にカリフォルニア・ハンティントンビーチで真夏の祭典『Vans US Open of Surfing』が開催される。

今イベントには2015年に日本人として初めてタイトルを獲得した大原洋人、2017年、2018年に2連覇を達成した五十嵐カノアを始め、多くの日本人選手が参加。

もちろん、CS(チャレンジャー・シリーズ)の第4戦ということで、世界中からベテランと若手が集まり、2023年のCTクオリファイを目指して戦うことになる。

CSの他にも先日お伝えしたロングボードツアーの第2戦『VANS Duct Tape Invitational』を始め、スケートボード、BMXの競技やライブやテーマである環境に関するイベントも併催される。

CTよりも多くの観客が集まることでも有名なこのイベントは独特の雰囲気があり、ライブ中継を通してでもその空気は感じられるだろう。

五十嵐勉氏による現地リポートは必見!

「CCC | カリフォルニアカルチャーチャンネル by CALICREATOR」というYOUTUBEチャンネルを開設してから定期的に更新を継続している五十嵐カノアの父、勉氏。

今年の『Vans US Open of Surfing』はハンティンンビーチ在住の五十嵐家ならではのリアルタイムレポートを更新すると宣言。

公式サイトのライブ中継では見ることが出来ないCT選手や日本人選手の模様が配信されるそうなので、チャンネル登録をしていない方は今すぐしておこう!

メンズ注目選手

(CS2連覇と今最も勢いがある選手、和井田理央)
PHOTO: © WSL/Beatriz Ryder

すでに公開されたヒート表を見ると前回の情報から変更があり、ディフェンディングチャンピオンのグリフィン・コラピント(USA)、イタロ・フェレイラ(BRA)は不参加。

一方、五十嵐カノア(JPN)、コロへ・アンディーノ(USA)、バロン・マミヤ(HAW)、レイキー・ピーターソン(USA)、キャロライン・マークス(USA)、コートニー・コンローグ(USA)とCTの強豪選手の参加は変わらず。

メンズの注目選手はなんと言ってもCS2連勝を決めたインドネシアの和井田理央だろう。
WSLも特別に動画を制作するほど彼の活躍には期待している。

すでに2023年のCTクオリファイを固めている彼はファーストヒートでアレホ・ムニーツ、ピーターソン・クリサントと二人の強豪ブラジリアン、中堅のエヴァン・ゲイセルマン(USA)と対戦する。
この顔ぶれを見ると壮絶なエアー合戦になる可能性もある。

ウィメンズ注目選手

(2022年はCS開幕戦を制したケイトリン)
PHOTO: © WSL/Matt Dunbar

ウィメンズの優勝候補の筆頭はCSカレントリーダーでディフェンディングチャンピオンのケイトリン・シマーズ(USA)だろう。

まだ16歳の彼女がCT選手のレイキー、コートニー、キャロラインとどのように戦うのかに注目したい。

CT返り咲きを狙うモリー・ピックラム(AUS)、ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)、ブロンテ・マコーレー(AUS)、ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)などのCS上位の選手も準備万端で挑んでくるだろう。

日本人選手の活躍に期待

(前回のBallito Proより怪我から復帰した村上舜) PHOTO: © WSL

各リージョナルから選ばれた選手が参加するCSではアジアリージョナルとしてインドネシアの和井田理央、クトゥ・アグース。ウィメンズはカイラニ・ジョンソン。

日本からは村上舜、稲葉玲王、上山キアヌ、脇田泰地。
脇田紗良、都筑有夢路、野中美波、松永莉奈。

リプレイスメントで前田マヒナ、黒川日菜子。
ワイルドカードとして大原洋人が参加する。

3月30日に静波サーフスタジアムで行われた「第3回ジャパンオープン」でかかとの骨折。全治2-3ヶ月と診断され、CS開幕戦から第3戦までを欠場した村上舜は前回のCS第3戦Ballito Proより復帰して今シーズン2戦目の出場となる。

ファーストヒートは強豪バロンが入るカードで、他にイアン・ジャンティ(HAW)、マルコ・ジョルジ(URY)がクレジットされている。

若い女性たちにインスピレーションを与える「WSL Rising Tides」

PHOTO: © WSL

すでに『Vans US Open of Surfing』のオープニングセレモニーはネイティブアメリカンなどが参加して行われ、「WSL Rising Tides」も開催された。

この「WSL Rising Tides」はCTとCSの開催地で世界中の若い女性たちにインスピレーションを与えるイベントで、コートニー、ケイトリン、モリーなどが参加。

2018年のワールドジュニアチャンピオン、キラ・ピンカートンはこの体験を通して「女性のサーフィンがこんなに早く成長しているのを見るのは素晴らしいことよ。私が彼女たちの年齢だった頃は、こんなに沢山の人がいた記憶がない。私はまだ内気な少女で、同じような彼女たちの様子を見ると、とても楽しい気持ちになるの。今度は私が彼らを指導する番。この先数年、彼女たちがどのようなサーフィンをしていくのか、とても楽しみよ」と話していた。

『Vans US Open of Surfing』は現地時間7月30日朝7時5分(日本時間同日の23時5分)にファーストコールが行われ、30分後にメンズRound of 96か、ウィメンズRound of 64がスタートする。

予想では初日はスモールコンディションながら、31日の日曜日から新しいサウススウェルが入り、週明けにはヘッドオーバーサイズまで変化が出る模様。

『Vans US Open of Surfing』公式サイト
https://www.vansusopenofsurfing.com/

(空海)