全7戦で争われるCS(チャレンジャー・シリーズ)の第6戦『Corona Saquarema Pro』が11月1日〜8日にブラジルの大都市、リオデジャネイロから東へ73km離れたサクアレマで開催される。

今年6月にCT第8戦『Oi Rio Pro』が開催されたサクアレマのメイン会場「Itauna」はライト、レフト共にあるビーチブレイク。
3年ぶりに開催されたCTイベントは異様なまでの盛り上がりを見せ、フィリッペ・トレド(BRA)、カリッサ・ムーア(HAW)が優勝。

サクアレマのメンズイベントは2017年に始まってから全てブラジリアンが制している特別な場所であり、フィリッペに関しては4度目のタイトル制覇となった。

また、先週はメンズとウィメンズのQS5,000とジュニア、ロングボードが併催された『Saquarema Surf Festival』が開催。
サクアレマでCSが開催されるのは始めてで、ガブリエル・メディナが出場することもあり、CT並みに盛り上がることが予想される。

ガブリエル・メディナが復帰

(ガブリエルが帰ってくる!)
PHOTO: © WSL/Thiago Diz

サクアレマでのCSではCTクオリファイに繋がるランキング争いと共にガブリエル・メディナの復帰に注目が集まっている。

2022年CT後半戦にうつ病との闘いを経て復帰したガブリエルだったが、不運にもブラジル戦のヒートでエアーに失敗して左膝のMCL(内側側副靭帯)を損傷。残り試合をキャンセルしたため、今年は僅か3戦のみの出場でシーズンを終えた。

すでにウォーミングアップレベルのサーフィンから脱出したガブリエルのサーフィンは彼のInstagramなどで見ることが出来るが、サクアレマでの戦いに重要となるだろうエアーの完成度はパーフェクトに仕上がっているようだ。

また、ガブリエルは12月に控えている『Vans Pipe Masters』の招待リストにも入っており、こちらの方も楽しみだ。

サクアレマでのCSでは他にもミゲル&サミュエルのプーポ兄弟、ジャドソン・アンドレの強豪ブラジリアンが参加予定。

2023年CTクオリファイをかけた熾烈な争い

(すでにCT入りを確定させている和井田理央)
PHOTO: © WSL/Alan van Gysen

2022年のCSは今回のサクアレマと最終戦のハワイのみ。
すでに前回のポルトガル戦でレオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)、和井田理央(IND)、ライアン・カリナン(AUS)が10枠の中の3つを埋めている。
その他のランキング上位者はリアム・オブライエン(AUS)、エゼキエル・ラウ(HAW)、デュラン・モファット(AUS)、イアン・ジャンティ(HAW)、マイケル・ロドリゲス(BRA)、マキシム・ハシーノ(FRA)、モーガン・シビリック(AUS)、ジェイコブ・ウィルコック(AUS)で、4位以下は混戦でまだまだ入れ替わりがありそうだ。

ウィメンズの5枠はまだ全て空いているが、ポイントを考慮するとメイシー・キャラハン(AUS)、モリー・ピックラム(AUS)、ケイトリン・シマーズ(USA)、ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)の4名はほぼ確実で、5位のニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)以下が混戦になっている。

日本人選手では脇田泰地の29位、ウィメンズは都筑有夢路の18位が最高位。
村上舜、上山キアヌ、脇田泰地、前田マヒナ、黒川日菜子、松田詩野、脇田紗良、野中美波、松永莉奈が出場予定だ。

現地時間11月1日の朝7時は日本時間同日の夜7時。
ライブ中継はWSL公式サイトなどで配信される。

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(空海)