現地時間12月1日、オアフ島、ノースショアのハレイワを舞台としたCS(チャレンジャー・シリーズ)の最終戦『Haleiwa Challenger』はQFを戦うベスト16名が決定。

2023年CTクオリファイをかけた最終決戦と共に今冬のノースショアのウォーミングアップを兼ねたCT選手も多数参加して盛り上がっている。
公式予報では明日の2日に10-15ftレンジの北西ウネリが入り、オフショア。エピックコンディションと発表されているため、ファイナルデイになる可能性が高い。
サッカーのW杯と共にハワイの海で戦っている日本人選手を応援しよう!

五十嵐カノア&都筑有夢路がQF進出!

(都筑有夢路)
PHOTO: © WSL

CS最終戦となる『Haleiwa Challenger』はランキング上位の選手のみ参加が可能のため、長いシーズンを戦ってきた日本人選手は今回数名出場していない。
そんな中、前回のブラジル戦で3位に入った都筑有夢路がRound of 32で唯一7ポイントを出して2023年のCTクオリファイを確定させているモリー・ピックラム(AUS)を抑えて1位通過。
QF進出を決め、次はサラ・バウム(ZAF)、ソフィア・マックローチ(AUS)などと戦う。

メンズサイドでは今シーズン3度目のCS出場となる五十嵐カノアがRound of 32で8.83を含むトータル15.73で圧勝。
カノアは勝利後のインタビューでCTのウォーミングアップとして参加していると話していたが、次のQFではカウリ・ヴァースト(FRA)、フレデリコ・モライス(PRT)、モーガン・シビリック(AUS)と対戦。
勝ち進めばジョン・ジョン・フローレンス(HAW)やイーサン・ユーイング(AUS)なども待ち受けており、非常に面白い勝負になるだろう。

3名の選手が新たにクオリファイを決める

(マキシム・ハシーノ)
PHOTO: © WSL/ Brent Bielmann

メンズサイドではCSからのクオリファイ枠10名の内、レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)、和井田理央(IND)、ライアン・カリナン(AUS)の3枠埋まっていたが、新たにラムジ・ブキアム(MAR)、マキシム・ハシーノ(FRA)、イアン・ジャンティ(HAW)の3名が加わることになった。

3名共に長年QSを回っている苦労人でラムジはモロッコ人として初のクオリファイ、マキシムは引退したジェレミー・フローレスの枠を埋めるリユニオン島出身のフランス人となり、イアンは一度コンペティションから距離を置いて復帰した後の念願のクオリファイとなった。

(イアン・ジャンティ)
PHOTO: © WSL/Tony Heff

「自力でクオリファイを達成できて嬉しいね。2015年、2016年はハワイで一コケしてクオリファイを逃してしまったんだ。このままで良いのか迷ってしまい、足も怪我してしまったのさ。復帰してからは全てが上手くいくようになったんだ」
マキシム・ハシーノ

ウィメンズは5名の枠の内、メイシー・キャラハン(AUS)、モリー・ピックラム(AUS)、ケイトリン・シマーズ(USA)の3名が確定済みで、ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)がQF進出を決めてほぼ確定。
残り1枠はまだイベントに残っているテレッサ・ボンバロ(PRT)、アリッサ・スペンサー(USA)の争いになりそうだ。

イーサンとJJFが異次元のサーフィンを魅せる

(イーサン・ユーイング)
PHOTO: © WSL/ Brent Bielmann

風の影響が入った難しいハレイワの波でも異次元のサーフィンを披露して9ポイントを出していたディフェンディングチャンピオンとジョン・ジョンとイーサン。
ジョン・ジョンはレイバックに誰もが見えていなかったバレルをメイク、フィニッシュまで完璧に決めて9.40。トータル17.73でカラニ・バリ(AUS)と共にQFへ。
怪我でCTのG-Land戦以来の復帰となったジョン・ジョンだが、対戦相手を打ちのめすハングリーさは健在のようだ。

「今日の波は多くのチャンスがあるね。沢山の波があるヒートは楽しいさ。この波は世界でも最高レベルだからね。明日は波も風も良さそうだし、絶対盛り上がると思う」
ジョン・ジョン・フローレンス

イーサンは深いボトムターンからのパワフルでスムースなターンで9.50を含む17.27をスコア。
この日のライディングを見る限り、二人が優勝候補の筆頭と言えるだろう。

「この波が大好きなんだ。本当に良い旅になっているよ。僕もクオリファイのレースでこの場所にいたことがあるから、プレッシャーを感じることができる。見ていてとても興奮するし、盛り上げている全ての選手を賞賛したい」
イーサン・ユーイング

ネクストコールは現地時間12月2日の7時45分(日本時間の3日2時45分)
冒頭でもお伝えした通り、に10-15ftレンジの北西ウネリが入り、オフショア。エピックコンディションが予想されている。

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(空海)