現地の人には当たり前なことでも、日本人からするとあっと驚いてしまうような雑学が世界にはあります。気がつけば在仏歴13年になる筆者も、びっくりしてしまうようなフランス人の行動や習慣、文化などに日々遭遇しています。理由や文化背景を知れば「なるほど、そうだったのか」と思わず納得してしまうフランスの数々の雑学。今回はフランス人の「車」事情をお伝えします。



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洗車はあまりしない




日本人がフランスに来て驚くことのひとつは、フランスの車があまり洗車されていないことです。雨風に晒されて、水垢や時には泥がついている車も珍しくはありません。フランス人は滅多に車を洗車しません。それはなぜでしょうか。

路上が自分の駐車場




フランス、特にパリは慢性的に駐車場が不足しています。駐車場を借りているという人は少数で、路上を駐車場として使っているという人が多いのです。パリでは路上駐車はお金を払って駐車する場所が多いですが、郊外や田舎に行くと、無料のスペースが多くあります。筆者が住む郊外のアパートの前は無料駐車スペースとなっています。

なので、車を外に駐車していると、とにかく汚れやすい! 雨が降っただけで、泥々に汚れているということもあるほど。毎回洗車をしたってすぐに汚くなるし、それなら時々でいいかと考えるので、あまり洗車しないという人が多いのです。

フランスの車は傷だらけ!?




フランスの車を見ていると、結構傷だらけです。日本人の車好きな人が見たら、ショックを受けるかもしれないレベルの車も多々あります。

もちろん、外に駐車しているから、車が傷がつきやすいというのはあります。

また、フランスは縦列駐車が基本なので、こんな狭いのに駐車するの!?と驚くようなスペースに車が入り込んで駐車します。車の間隔が前後数センチなんてこともあるほど。こんなんじゃ出れないんじゃないかと思いますが、フランス人はバンパーで前後の車を押しながら駐車したり、駐車場から出たりするのです。

このような駐車の仕方だと、車が傷ついてしまうのは多々あることなので、気にしないという人が多いのも事実です。

車は動けばOKという考え方




また、基本的に車は動けばOKという考え方をしているフランス人が多くいます。車が雨風で汚れていようが、傷だらけであっても、車は動けばそれでいい。むしろ洗車や修理に時間とお金を取られたくないと考えるのがフランス人なのです。もちろん、車は綺麗に保っておきたいと考えるフランス人もいるので、フランス人全員がこのように考えているわけではないのですが。

お隣ドイツは日本人のようにしっかり洗車していつも車を綺麗にしている人が多いと聞きます。国によって車に対する考え方が違うのは、面白いことですね。

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