まだまだ海外に行きづらい今。こんなときは世界各地の写真を見て異国情緒を味わうのも一興かもしれません。そこで、前回好評を博した「世界グルメクイズ」を再び出題。今回はグルメ写真に加え、その国の主要農作物もヒントとしてピックアップ。地理の授業を思い出しながら、どこの国なのか想像してみてください。



 


第1問



まずは初級編から。この国は「ライ麦」の生産量が世界一。高緯度にあるため小麦の栽培が難しく、古くから耐寒性が高いライ麦が育てられてきました。ちなみにライ麦生産量の第2位はポーランド、3位はロシアがランクイン。


この国では温かい食事をとるのは1日1回で、昼食に食べるのが伝統スタイル。朝夕は火を使わない簡単な料理で済ませることが一般的です。例えば朝食はパンやシリアル、チーズやハム、野菜など。ちなみに冷たい食事は現地の言葉で「カルテスエッセン」と呼ばれています。さて、どこの国かわかりますか?


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正解は「ドイツ」です。ライ麦は寒冷地や標高の高い土地でも丈夫に育つため、古くからドイツをはじめ北部ヨーロッパで栽培されてきました。なお、ドイツパンは地域特有のものを合わせると3,000種にも及び、パンの種類の多さにおいても世界一なのだそう。

近年では少しずつ薄れているものの、多くの家庭では朝夕は冷たい食事が基本。これには調理や後片付けに手間をかけず、できるだけ多くの時間を家族団らんに充てるのが目的の一つのようです。

第2問



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この国は「サクランボ」の生産量が世界一。サクランボ誕生の地でもあり、とある内海に面した北部の都市が発祥と言われています。



この国はパン消費量が世界一であることでも有名。2000年には1人当たりの年間消費量が199.6kgとなり、ギネス世界記録に認定されました。現地ではパンを総称して「エキメッキ」と呼び、街には多種多様なパンを売る屋台がそこかしこに。さて、どこの国かわかりますか?


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正解は「トルコ」でした。サクランボの発祥地は黒海に面したギレスン市。ちなみに、サクランボの一大産地つながりということで、1988年(昭和63年)に山形県寒河江市と姉妹都市提携を結んでいます。

トルコでは朝昼晩はもちろん、おやつにもパンが数多く登場。エキメッキには“生活の糧”という意味も含まれていて、トルコ人にとってパンはなくてはならない存在なのです。

第3問




最後の問題です。この国は「胡椒」の生産量が世界一。生産量は世界全体の約3割、輸出量は世界市場の約5割を占めるとされます。



こちらは同国中部にある都市発祥の名物。米粉とタピオカ粉を混ぜて蒸した生地に、干しエビや揚げた豚皮をのせ、甘辛いタレとともに食します。宮廷料理をルーツとしていますが、今では全土で親しまれている人気メニューに。さて、どこの国かわかりますか?



正解は「ベトナム」です。胡椒の一大産地となったのは2000年以降のこと。市況価格の高騰により、ここ数年で生産者・作付け面積ともに急増しているそう。

フエ発祥の「バインベオ」は生地のつるんとした口当たりが特徴。干しエビの香ばしさ、ヌクマムの独特の風味が決め手に。レストランはもちろん、屋台の定番フードとしても親しまれています。

以上、ご当地グルメの写真から推察する世界都市クイズでした。気になる国があったら、ぜひ旅先リストに加えてみてはいかがでしょうか?