古くから栽培されているものの消費者にまだ馴染みのない野菜「のらぼう菜」の試食会が29日、宮城県丸森町で開かれました。今後は、新たな特産品にすることを目指して販路を拡大していくことにしています。

のらぼう菜は、アブラナ科の野菜で、ビタミンCがホウレンソウの2倍以上と栄養が豊富です。

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丸森町で開かれた試食会には、地元の農家や直売所の担当者など20人が参加しました。野菜ソムリエでのらぼう菜の生産者でもある宍戸志津子さんが考案したおひたし、ちらし寿司の具として合わせたもの、ベーコンと一緒にソテーにしたものなどを試食しました。

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のらぼう菜は、関東で江戸時代から栽培されていて、丸森町では、去年10月からおよそ10軒の農家が特産品にしようと栽培に取り組んでいます。

試食した人:
「甘みが強くて、苦味がなくてとても柔らかくて食べやすかった」
「おいしいです。甘くておいしくて作りやすいので広まってくれればいい」

「おいしかったです、茎が太くて肉厚で。家庭菜園をしているので作ってみたい」

のらぼう菜生産者 伏見隆さん:
「食べておいしいということと、収量が普通のつぼみ菜よりもかなり多く出そうなので、収益性も高いというので作っている」

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野菜の少ないこの時期に収穫されるのらぼう菜、現在は直売所での販売が中心で、今後は販路を拡大していくことにしています。

こののらぼう菜、名前の由来は、年貢を逃れようとした農民が「野良にぼーっと生えていて役に立たない」と役人をごまかしたという俗説があるそうです。