宮城県が構想する仙台医療圏の4病院再編構想についてです。この構想は、仙台赤十字病院と県立がんセンターを統合して名取市に、東北労災病院と県立精神医療センターを併設して富谷市に移転し、名取市には医療センターの分院を置くものです。

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名取市の住民でつくる団体が18日、県立精神医療センターを富谷市ではなく、名取市の県立がんセンター西側に移転するよう求める要望書を県に提出しました。要望書では移転先を名取市の県立がんセンターの西側の山林およそ6万平方メートルの土地に変更すべきとしています。

大友惇之介記者:
「かつて県が精神医療センターの移転候補地としていた県立がんセンター西側にある山林。今回の要望書では地権者との合意が得られたとして、移転先に考え直してほしいとしています」

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県は2013年度から精神医療センターの移転をこの山林がある土地に計画していましたが、地権者との合意が得られなかったとして2016年に断念した経緯があります。市民団体は、地権者が現在は土地の利活用に前向きであることを書面で確認したとして、富谷市ではなく名取市内での移転の方が整合性がとれると主張しています。

県立精神医療センター招致会議 岡本敬三さん:
「地域住民はもちろん、患者さん、職員、医師、そういったことを考えた場合、富谷なんていうことなく、地域の皆さんが望んでるような形で答えが出てきたらなと」

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県は地権者の意向は確認していないとして、引き続き、富谷市への移転を進める考えです。