県議会自民党・県民会議所属の議員5人が、旧統一教会関連の視察などに政務活動費を支出したのは違法だなどとして仙台市民オンブズマンが24日、返還などを求める住民監査請求をしました。

仙台市民オンブズマンの弁護士ら4人が県監査委員事務局を訪ね、住民監査請求書を提出しました。

請求書によりますと、自民党・県民会議の議員5人(柏佑賢氏、庄田圭佑氏、高橋伸二氏、佐々木喜藏氏、石川光次郎氏 ※請求書掲載順)は、2017年以降、旧統一教会関連の会合への参加費や佐賀県にある「日韓トンネル」の試掘現場の視察のための交通費などを政務活動費から支出していました。支出は5人合わせておよそ51万円に上るということです。

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オンブズマンは1月、県議会の全ての会派に、旧統一教会関連の費用を政務活動費から支出したかどうかを尋ねる質問状を出しましたが、自民党・県民会議は「個々の議員の問題」として回答を拒否したということです。

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仙台市民オンブズマンは、「こうした活動は県政とは関係がなく政務活動費の支出は違法または不当だ」としています。