あすから公設民営化される宮城県白石市の公立刈田総合病院で、これまで病院を運営してきた組合から、新たに指定管理者となる医療法人への引き継ぎ式が行われました。

公立刈田総合病院で行われた式典には、関係者およそ50人が出席しました。式典では組合の管理者である白石市の山田裕一市長が組合の解散を宣言したあと、新たに病院の指定管理者となる奈良市の医療法人仁誠会の今村豪理事長に引き継ぎ書が手渡されました。

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刈田総合病院はこれまで、白石市、蔵王町、七ヶ宿町で作る組合が運営してきましたが、赤字が続いていたことから、組合を解散し公設民営化することになりました。

仁誠会の今村豪理事長:
「市から、今後運営を任される大事な病院です。断らない医療、たらい回しにならない医療というものを目指してやっていく」

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刈田総合病院は、4月1日から10年間、仁誠会が指定管理者となり、公設民営化の病院としてスタートします。